秋野菜のポット苗作りを成功させる3つのポイント・・・第2話 | 化学肥料と農薬に頼らず自然でやさしい美味しさに育つ『炭素循環農法』で野菜を栽培している農家のブログ

化学肥料と農薬に頼らず自然でやさしい美味しさに育つ『炭素循環農法』で野菜を栽培している農家のブログ

2013年7月から近所の耕作放棄地を再生して、農薬や化学肥料は使わない『炭素循環農法』で野菜をつくりはじめました。畑の様子や、無人販売の様子、野菜の作り方などを情報発信して行きます。

べじまにあです、

ご訪問頂き、誠にありがとうございます。

今日は、ポット苗作りを成功させる3つの
ポイントの、2つ目を話していきます。

それでは早速始めましょう。

。。。。

この時期の苗作りで最も厄介な事があります。

事というよりも、“敵”と言った方が良いかも
しれません。

それは、“害虫”です。

青虫、コナガ、しゃくとり虫・・・
色々な虫が、あなたの苗を食べにやってきます。

モンシロチョウが「パタパタパタ」とやってきて
さりげなく「ちょん」と卵を産んでいきます。

苗の近くにタモを置き、監視の目を光らせていても
ちょっと目を離した隙に、すかさず卵を産み付けていく。

その姿はまるで、幼稚園の子供が親の目を盗んで
お菓子を茶タンスから「こっそり」出して食べるのと
同じくらい巧妙です。

「うぉい!こらー!」と怒号するママの声のように
私は苗の前で叫びながら、タモでモンシロチョウを
捕獲します。

そこで、どうするか?

“ネット”をかけます。

実はこれが、苗をヒョロヒョロさせる
大きな原因の1つです。

何故かというと、日光を遮断してしまいます。

この時期は暑いので、黒色の寒冷紗を使う人も
多いのですが、黒になると余計にたちが悪いです。

日光を遮る率が非常に高くなるからです。

暑いから涼しい方が良いだろうと思い、
良かれと思ってやった事が返って悪い結果となっている。

なぜなら、日光を遮断された苗は、日光を求めて
「おい、太陽はどっちだ??」と、ヒョロヒョロ
伸びていくからです。

苗には十分に日を当てましょう。
それが、徒長させない秘訣です。

ヒョロヒョロに伸びることを徒長(とちょう)と言います。

どうしても何かかけたければ、遮光率が低い
日光をあまり遮らない寒冷紗をかけるようにして下さい。

そして、朝日からずっと太陽に確実に当たるようにする。

これが理想です。

「じゃあ、曇りの日はどうしたらいいの?」

という疑問をもたれたと思いますが
現時点では、曇りでもなるべく外に出していてください。

寒冷紗がかかっているなら外して少しでも日をあてる
というつもりで大丈夫です。

今回は混乱すると思うので話しませんが
実はプロの技で曇りの日になるべく徒長させない方法
があります。

かなり興味深い方法で、
これは、1年中苗を作っている
苗作りのプロに直々に教えてもらいました。

初めて聞いた時は眼から鱗が落ちました。

企業秘密級のプロの技なので、また今度話します。

それでは、今日のおさらいです・・・

・苗は一日中、日を当てる、
・寒冷紗を使うなら日を遮らない物を使う、

この2つのポイントを憶えておいてください。


最後に、

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明日は、ポット苗作りを成功させる2つ目のポイント
をお話します。

では今日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。

べじまにあ

追伸:

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