来る7月7日七夕の日に、身体動かす・美味しく食べるセミナーシリーズ第4弾『奥多摩の武蔵御嶽神社周辺を散策し、宿坊ランチを食す!』が開催されました。9:30に御嶽駅に集合し、バスからケーブルカーを乗り継いで御嶽山駅へ。


まずは、お約束の乗車記念写真♪


藤棚を見て、「豆がある!マメ科だもんね」という会話は野菜ソムリエならではですね。

 


途中でアジサイの花や天然記念物の「神代欅」をありがたく拝み、最後は330段の階段。この階段には鬼が3匹封印されています。灼熱の中、鬼を探しながら頑張って登り、茅輪くぐりもさせていただき、武蔵御岳神社本殿にたどり着きました。

 

 


今回は大変ありがたいことに、昼食をいただく秋山荘のご主人に、武蔵御岳神社に纏わるお話しを伺うことができました。
標高929mの御岳山頂上に武蔵御岳神社があります。ここはケーブルカーで登った上に集落があるのですが、霊山に人が住んでいるのはここだけだそうです。
2100年前、崇神天皇の時に創建され、二頭の神様を祀ったのが最初で、鎌倉時代になると有力な武将達から信仰され、太刀や鎧などの武具が多数奉納されたとのこと。宝物殿には日本3大鎧の一つで国宝の赤糸威鎧(あかいとおどしのよろい)および重要文化財の鎧が展示されているそうです。

この眼でみたい!と心ひかれつつ、時間の関係で叶わず、各人で再訪する次回の楽しみということで持ち越しとなりました。


武蔵御嶽神社の歴史や彫刻、造り、狛犬(オオカミ)、お仕えする社家の皆様の取り組みなど、中々聞くことが出来ない、貴重なお話をお伺い、奥宮へ移動。奥宮の前に立った時、肌で空気が変わるのを感じたのですが、秋山さんも「たくさん空気を吸って『感じて』ください」とおっしゃっていました。

武蔵御嶽神社のお犬様は狼。愛犬のご祈祷も行っており、御手水にも武蔵御岳神社参拝には犬用があったり、本殿には入れないワンちゃんたちのための、お祓いの場もありました。

 


そしてお楽しみのランチは宿坊 秋山荘さんへ。
鮎の塩焼きをメインに、御嶽で育ったお野菜や、今朝作ったこんにゃくなど、丁寧に作られた、たくさんのおかずでお腹いっぱい!お野菜が奉納されることも多いそうで、おかみさんとお野菜についての話も弾みました。

 



この日は今年一番の暑さでしたが、秋山荘さんでのランチタイムは、エアコンがないのに自然の風が心地よかったです。
心もお腹も満たされたところで記念の集合写真を一枚撮って、それぞれのオプションコースへと分かれます。
服装もプロ仕様のハイキングチームが先に出発しました。

 


そして、私を含む澤乃井園チームは、ケーブルカーで下山して、御嶽駅へ。しかし、一部メンバーが定員オーバーにより、同じケーブルカーに乗れないというハプニング!幸いにも臨時便がすぐに控えていたので、みな無事に到着しました。

 



『澤乃井園 清流ガーデン』では、渓谷やグリーンに癒されながら、まず火照った体をかき氷で冷やし、生き返りました。東京のお酒を代表する「澤乃井」ならではのオススメのかき氷が「甘酒」がけ。さすが、このコースを選択するメンバーの殆どがチョイスしました。男性陣は、到着するなり「利き酒」を楽しんでいる様子でした。

この日は、七夕ということで笹に短冊飾りがあずまやの横に設置されていました。わたしたちも願いごとを短冊にしたため、一年に一度の逢瀬にひたりました。

 


最後はお土産を買って帰宅の途に着きました。
今回、コミュニティTOKYOのイベントに初参加の方も数人いらっしゃいましたが、資格を取って終わりの物も多いなか、同じ資格をとったメンバー同士のコミュニティがあるのが魅力、リアルで会うことができ、色々な話が聴けて良かった!とのコメントをいただきました。


企画から下見・予約など、様々な準備をしてくださった当シリーズ企画者である庄内さん。そして、サポートしてくださった金指さん・若林さん、ありがとうございました!

 

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<追伸>
武蔵御岳神社の宝物殿ですが、国宝の赤糸威鎧(あかいとおどしのよろい)と、重要文化財の鎧の双方を見られるのは2024年内との事です。

参考: 武蔵御嶽神社【公式サイト】 (musashimitakejinja.jp)

 

レポート:野菜ソムリエ 泓 佳保子