今年も大好きなテラス・マーティンを観にビルボードへ。
 
 
 
 
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1曲目が昨年の公演で最後だった「Valdez off Crenshaw」
っていうあたりから、今回は前回とはまた違ったステージを
楽しませてくれそうだと期待が高まりました。
 
 
今回の来日メンバーはギターがマーロン・ウィリアムズ、
ベースがブランドン・オーウェンズという人で昨年と同じ
でしたが、「Real」と「untitled 05」で登場したのは
ローズ・ゴールドとワイアン・ヴォーンという2人の
女性ボーカル。
 
また、前回はとにかくドラムがヤバいと思ったのですが、
今回はドラムのトレバー・ローレンスはもちろんのこと、
キーボードのキーファー・ジョン・シャックルフォードに
スポットが当たることが多かったように思います。
 
この彼、調べてみるとビートメイカーでもあるんですね。
 
 
さて、今回で3回目の来日となるテラスは、行儀良すぎる
日本のビルボードの観客にも慣れたのか、先述のギターの
マーロンについて
「こいつは独身なんだ」
「CDに写ってるのはこいつの家の裏庭なんだよ」
などと自由にイジりつつ、しかしプレイヤーを一人ひとり
引き立てていきます。
 
ボーカルの2人の楽しげなパフォーマンスもあり、
大人しいながらも頭を振りながら演奏を観ている人が
多かったのが印象的でした。
 
マイケル・ジャクソンの「I Can’t Help It」のカバーや、
前作『Velvet Portraits』から「Think of you」等を経て、
最後はチャチを招いての「Intentions」!
 
この段階になると大人しく聴くことはできず、
気付けば“I like you, I like you, I really really like you”と
口ずさみながら手拍子していましたニコニコ
 
 
 
 
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今回Chachi名義で『Sounds of Crenshaw, Vol. 1』に参加しているコンプトン出身のProblem。「“Like Whaaat”の頃から聴いてるよ」と伝えておきました。ケンドリックと同じくコンプトンの西側出身らしく、そんな話もしました。
 
 
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「去年もクレンショーのフーディ着ててサインしたあいつか?」と憶えていてくれたテラス。相変わらずいい人そうでした。
 
 
 
 
テラス・マーティンの音楽は聴いていると優しい気持ちに
なれるので好きです。
 
音源でももちろんいいですが、ライブだとそのよさが更に
引き立つように感じます。
 
ジャズやヒップホップに詳しくなくても、彼のライブを
観終わる頃には自然と笑顔になっていること間違いなし
なので、まだ観たことがない人にはぜひお勧めしたいです!