- 中学・高校生の頃に聴いてたLPを今になってCDで買って久しぶりに聴く時のワクワク、ドキドキする心境はなんとも言えないものがありますよね。
金曜日にamazonから届いたこのCDもそんな1枚。
ヤングブラッズのスタジオ盤としては4作目となる1971年リリースの「Good And Dusty」。
高校2年の時にジェシ・コリン・ヤングに出会った後、彼が在籍していたバンドだったので買ったのがこのアルバム。
約35年振りに1曲目の音を聴いた瞬間、高校時代のいろんな事が脳裡に浮かんで来た。
Produced By Stephanie Kennedy
Jesse Colin Young(,vo,g,ax)
Banana(vo,g,key,mandola,banjo)
Joe Bauer(dr)
Michael Kane(b,french horn)
Earthquake Anderson(harp)
ジャケットの雰囲気そのままの何の装飾も無いシンプルでリラックスしたサウンからドはザ・バンドとはまたちょっと違った方向からのアメリカのルーツ・ミュージックに対するアプローチを感じさせる。
選曲もオリジナルはジェシ・コリン・ヤングの書いた2曲でだけでブルース、R&B、アメリカン・トラディショナルの
カヴァーが中心。
今日はアルバムからカヴァー2曲とオリジナル1曲を紹介するのでもし良かったらお付き合い下さい。
まずはM-1のStagger Lee。
数え切れないくらいのアーティストがカヴァーしているトラッド・ソング。
隙間だらけのほとんど生音による演奏なのに聴いているうちにどんどんとリズムのうねりに引き込まれてしまう。
続いてM-2のThat's How Strong My Love Is。
あまりにも有名なR&Bの名曲をジェシ・コリン・ヤングが優しく包み込むように歌っている。
最後にアルバムのラストM-13のLight Shine。
ジェシ・コリン・ヤングの書いたオリジナルで彼の1974年の3rdソロ・アルバム「Light Shine」でタイトル曲として
再録している優しいメロディが印象的なスロー・バラード。
余談ですが高校時代ジャケットの左端の人のファッションとキャラに憧れて古着屋で同じようなグリーンのチェックのシャツを買って丸眼鏡をかけていた時期があった事を思い出してしまった。
ところでバナナさんてどの人かどなたご存知ないですか?
1. Stagger Lee
2. That's How Strong My Love Is
3. Willie And The Hand Jive
4. Circus Face
5. Hippie From Olema #5
6. Good And Dusty
7. Let The Good Times Roll
8. Drifting And Drifting
9. Pontiac Blues
10. The Moonshine Is The Sunshine
11. Will The Circle Be Unbroken
12. I'm A Hog For You Baby
13. Light Shine
Stagger Lee、That's How Strong My Love Is、Light Shineの試聴はこちら