僕の考えていること。

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先日雨は降っていないけどまだ夏が終わっていなくて、だらだらと雲が浮いていて、それで寒い日に僕より少し歳下の人から「何を考えて仕事を受けてますか」というようなことを割とストレートに尋ねられました。要約するとこんなことでした。

なるほど、僕は実際のところ何も考えてはいないけど。
自分のやりたい音楽や自分のなりたい姿みたいなものは常に持っていますし、野心が表に出ることもあったかもしれません。(特にもうほんの少し前までは、よくあったあも)
僕ねぇ、自分だけの力では上達出来ないんですよ。視野も広げられないし。

だから、そこにニーズがある限り、そして対価としてお金をいただくプロを自覚(自称とも)限り、出来るだけのお仕事はお引き受けさせていただいて、そこでたくさんのことを学ばせていただいちゃおうという魂胆なわけです。

自分がやりたいことなんて、いつでも出来ます。が、しかし、自分の思うよりももっともっと隙をなくすために、もっと大掛かりにするために、もっと煌びやかにするためには自分のやりたいことだけやってても無理なんで、有り難くお仕事を頂戴してるわけでして。
そうしたブラッシュアップがあってこそ、よりストレートに思惑が伝わるんじゃないかなって。

まぁ極端に言えば、リズムにばっかりこだわって音程が蔑ろでは、どんなに良いグルーヴを生み出したとて価値観が違う人には音程が気になってしょうがないよね、っていう。
で、そもそもクラシックには良い音程無くして良いグルーヴもへったくれもない、とうところだし。
そのもっと精密なやつが、僕はすぐサボっちゃうんで潰しきれないわけです。

だから僕も、若さや斬新さの一発勝負(出オチってやつですね)で黒光り眩い鋭利な刃物のような、気鋭のサウンドは好きですが、どうせ次が続かないし、それなりに多くの人から信頼される人の音楽に興味が湧きます。
そこにはたとえ趣味が合わなくても、価値観が違っても語りかけてくるものがあるので。
音楽自体のもつ説得力です。

求められない人の音楽は求められない人の音楽でしかないな、という。
だから僕も日々心から戦々恐々としながら、現場に通っています。
毎回すごく緊張するし、それはどんなに慣れた人が相手であっても、です。
自分はその場の自分のベストを尽くそうと思いますが、判断はまるまる向こうさんにお預けしなくちゃならない。

ここで出てくるのがよく聞く「全ての人にわかってもらおうとしない」ということ。
それは大賛成です。
しかし、本当はそれって自分のやりたいことやった時、に限定した方が自分のためになるじゃないかなって。
だから音楽について、「いや、僕はこうなんで」というスタンスはとらないように心掛けています。
仕事としてせざるを得ない時は、必死です。

するべき努力はまず、練習です。
その次にたくさん聴くことかな?
僕はそんなに要領も良くないので、とにかく時間が掛かります。
上手にブログを書くなんて、やってる暇ありません。このペースで限界っす。
僕は語り手じゃないんで、それこそ読んでくれる人が読んでくれればそれでじゅうぶんなので。



まぁまぁ、銘々反対意見もございますかもしれませんと存じますが。
以上とはっしやす。