症例216 | 仙台下肢静脈瘤クリニックのブログ

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70歳 女性

左下肢静脈瘤

 

術前

 

術後1ヵ月

 

内股部分にあったボコボコの血管が、ほとんど目立たなくなりましたねハートキラキラ

また、こちらの患者様は足首のあたりに炎症が起きてしまっていますねえーんお辛そうですあせる

下肢静脈瘤の症状の一つとして、このような皮膚の炎症が起こる場合がありますゲッソリ!!

 

院長より

右下肢静脈瘤、うっ滞性皮膚炎、色素沈着の方です。

治療により静脈瘤はなくなりました。

色素沈着は治療しても治りませんので、特に女性の方は早めに治療することをお勧めします。

 

手術時間9分

 

下肢静脈瘤血管内焼灼術について

治療内容

逆流している伏在静脈に高周波カテーテルを挿入し、局所麻酔下に血管の内側から高周波を照射することで、静脈を閉塞させ静脈血の逆流を止める治療です。治療によって症状は改善し、静脈瘤は目立たなくなります。

リスク・合併症

  • 必ず起こること:腫れ、軽度の疼痛(数日で改善)、内出血(1か月で消失)
  • 時々起こること:水疱(テープに負けによる)、血栓性静脈炎(血管に炎症起きて痛みが出る、1週間程で自然に軽快)
  • 滅多に起きないこと:神経障害(皮膚の感覚の低下、しびれ、300例に1例ほど)
  • 文献レベルでの報告があること:深部静脈血栓症(深い血管に血の塊ができる(0.1%))

治療にかかる費用(片足治療の場合)

診察内容

1割負担の場合

3割負担の場合

硬化療法

約1,800円

約5,500円

高周波治療

約15,000円

約45,000円