ハートのルビーと今日の真珠 | Vanves の毎日 衣食住+et cetera

Vanves の毎日 衣食住+et cetera

本当の贅沢とは何だろう?

大切な思い出備忘録




  



49日まではパールと父が遺した貴金属のコーディネートで過ごす事にしています

本日のパールはフェイクのピンク色ピアスと
ライスパールと言われる20代の頃の淡水真珠ですが現在では信じられない程に当時は高額でした
宝飾店に勤務していた頃に仕入れ先の御徒町にある問屋で自身の物まで購入していた私です
今では米粒パールはとても安価なのは淡水真珠のクオリティーがこの30年で進化を遂げた事にあります
ハートのルビーネックレスは昨日のサファイヤネックレスのリバーシブル反対側です
指輪のエピソードは過去記事でも何度か書いていますが豪州で私が買い求めたアンティークのサファイヤリングと共に渡航していた父が母にお土産に購入したルビーリングを私が奪い取り(-_-;)
エルメスのトヮエモアのデザインを参考にしてリフォームしたものです
元々1粒だった2ctアップのルビーですが 父と友人と3人で渡航したメルボルンには
沢山のイギリスアンティークジュエリー店が軒を連ねており私は1930年代の素敵なサファイヤリングを自身のお金で購入しました!


そしてルビーの思い出は鮮明です
メルボルン滞在中にホテルの近くにあった宝飾店のショーケースに大きなルビーリングを見つけた私はホテルから出入りする度に店のショーケースに顔を貼り付けて覗いていました(笑)
その様子を隣で友人が笑っていた事も懐かしいのですが父とは昼は別行動だったのでディナーの席で「あの角にあるお店で素敵なルビーの指輪を見つけたの!
ママへのお土産と贈り物に良いと思うのよね。。。」と。話はそれで終わり

翌日、再びディナーに集合した席で父がポケットから取り出したBOXに
あのルビーリングが収まっていました!
「これだろ?」
昼に確認した時にはまだショーケースの中に光っていたのに。。。

・・・父はディナー集合前にお店を訪ねたそうです
事情を説明するとお店のオーナーは笑いながら「貴方のお嬢さんでしたか!この3日間毎日ショーケースを覗き込んでいた女の子は!」(笑)
そのルビーはこちらです!・・・とショーケースから取り出され
・・・私の作戦は大成功となったのです
その時の1枚!私が購入したサファイアも映る
…友人が指モデル(笑)

妻へのお土産と言う大義名分の元で数年は母が着用していましたが母は私ほど装飾品に興味が無いのでスムーズに私の物になりましたわ

そして同じメルボルンで買い求めたサファイヤとジョイントしたのです。

私の宝たちはブランド物ではありませんが1つ1つに沢山のエピソードと想いが詰まっています。

娘に甘い父でありましたが誰よりも貴金属が好きだった事も事実です。父はメルボルンで巨大なオパールリングを自分用に購入していましたから(笑)