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福島市の土湯温泉で江戸中期に創業した老舗旅館「観山荘」（斎藤建一郎社長、従業員５６人）が４月２８日に福島地裁に破産申請していたことが１０日、明らかになった。団体客の減少と東日本大震災の被災が主な要因で、負債総額は約１４億円。東京商工リサーチ福島支店によると、観山荘は昭和３７年に会社化して以来、昭和４０年代の観光ブームの中で規模を拡大。平成６年には約１５億円を投じて現在の観光ホテル（７７室、４０８人収容）を新設。最盛期の９年８月期には７億８４００万円の売り上げを誇った。
しかし、不況で団体客が急減。ここ数年は売上高も５億円台に落ち込み、厳しい資金繰りが続いていた。
さらに、東日本大震災で建物に大きな損傷が生じて休業。
一時は再開を目指したが、改修費用が高額となるため、断念したという。
これからこういう企業が増えてくるでしょう…
他人事じゃないですが…
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