第二回目。今回のタイトルは…



「機動警察パトレイバー」

ちなみに今回は劇場版編です。



パトレイバー。よくタイトルがダサいっていう意見を私は聞くんですが、

こういう斜めに構えたネーミングセンスが好きなんです、個人的に。


―――近未来。

新世代の機械、多足歩行型作業機械「レイバー(Labor)」は急速に発展・普及した。

それは工事作業や軍事にも使われるようになったが、傍ら、レイバーによる犯罪も生まれた。


このレイバー犯罪を取り締まる為、警察でも、警備部内の特機部隊に、レイバー部隊を設立させた。

物語は主人公達が、「特別車両部隊二課」、通称「特車二課」の、新設される第二小隊に配属される所から始まった。



とまあ、これは劇場版以前の物語であり、ある程度知っていれば、劇場版は楽しめます。(もちろんOVA版などを見ればより良いんですけど)


かといって。

この作品、「パトレイバー」シリーズはメディアミックスという手法がとられており、なんと、

旧OVAシリーズ、

TV版シリーズ、

新OVAシリーズ、そして劇場版さらにコミック版と、しかもそれぞれちょくちょく設定が違っていたりと。

現在では良く使われている手法ですが、ちょっとマニアック度が高くなった程度だと思ってください。

面倒でも難しくもありませんから。



さて、本題劇場版三作の話に入ります。

劇場版シリーズは前述の通り、三作あります。


比較的第二小隊が活躍する、第一弾。

「東京戦争」シュミレーションと、「大人っぽさ」が満ち溢れる第二弾。

そして、今までとは全く違った作風になった(なっていしまった)第三弾。


このどれもが、豪華キャストで描かれており、その出来栄えも目を見張るものがあります。


第一作目から、「レイバー」という人型ロボット(厳密には人型とは限らないんですけど)が、どれだけ等身大で、リアルに私たちの世界に溶け込んだか、がしっかりと描かれています。

オートバランサー、OS、コンピューターウィルス。

製作当時は最先端の技術であったモノの用語が飛び交い、

それでも、繰り広げられるドラマは泥臭く、まさにリアルで現代からしても等身大。


発砲許可を待ったり。凄まじく乗り心地が悪かったり。OSがコンピュータウィルスにかかったり。

作戦をねったり。上司にイライラしたりと。


とにかく、私は思います。

数々のロボットアニメを見る前にコレを観ておくことをおすすめします。



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