バス停までの移動中、後ろから女性のヒステリックな声
《あんたのせいで、どれだけ大変か解ってるの?》
《この時間じゃ家に帰るの23時過ぎ!お風呂も夕食も抜き!!》
これ以上書けない事が、ずっと聞こえてチラッと見たら、車椅子に娘さんらしき方を乗せ、たくさんの荷物を車椅子に引っ掛け
罵声が響いておりました(>_<)
同じバス停で、散々娘さんらしき方に、聞いているこちらが胸が痛くなる言葉
そして、バスが来るまでスマホに夢中の母娘らしき女性
バスが来るまで10分ほど
とても、胸が痛くて、いたたまれず…逆キレされるかもしれないのを覚悟で
バス停近くの《鯛焼き》を二つ買って
…失礼とは思いますが、聞こえてしまいまして、ワタシ如きが生意気だと存じますが、バスが来るまで召し上がって下さい…
と、熱々の鯛焼きを差し上げました。。
こういう時、怪しいキャラは、逆に相手が恐縮するようです。

女性は、少しキョトンとした後、自分の言動に反省された様子でした。
もしかしたら、何時もの光景で、そうは言っても身の回りは総て面倒みていらっしゃると思いますが…
ご本人は勿論ですが、自分がいなくなったら、自分では何も出来ない娘さんの行く末を不安に思い、時には、自分の時間や生活が制約されるストレスは、他人には解らないかもしれません。
偽善!と言う人もいらっしゃるかもしれません。
自己満足!と言う人もいらっしゃるかもしれません。
只、ワタシは
自分の存在が、忌み嫌われている…と、彼女が思わないで欲しい。
彼女の方が、ずっと大人で母娘を包んでいるかもしれません。
バスを降りる際に
《お耳汚してすみません》と

リハビリ教室で作られた《楊枝入れ》を頂きました。。
リハビリ先が移転で、もうこちらにはいらっしゃらないので、お会いする事は無いでしょうが…
初秋の夕暮れ
鯛焼きの甘さが、力みを抜けたら幸いかな…と、バスに揺られ、次の用事へ向かう熟