沖縄・慰霊の日 | マニア熟の格闘日記

マニア熟の格闘日記

愛猫と格闘技とレアなお酒の日々
頑なにガラケーでブログを書くアナログ熟o(^-^)o
エロスの追及・辛口コメント

アメンバご希望の方は、必ずメールで結構なので、プロフィールとメッセージお知らせ下さいませ。

合掌


初めて沖縄に行ったのは、まだ車線も逆

遠縁達は、円よりもドル換算の方に慣れていた。


タクシーに乗ると、観光スポットの前に《ひめゆりの塔》初め、戦火の爪跡生々しい場所を回った。

空は青く、更に蒼い海からの風だけが、魂を当時へと運んで行くような思いがした。


こんな狭い所に老若男女が、何十人も息を潜め


片やの壕では、戦線の情報収集、司令、指示


裸電球の下で、彼等は勝てると思っていたのか?
考える事を辞めていたのか?


映画のセットでは無い。


多くの民間人が、銃弾に倒れ、自ら命を絶ち、失った家族を悲しみ、自分も誰かを悲しませた。


説明の言葉も、どこか遠く、聞こえるはずの無い慟哭と悲しみに包まれた。


数ヶ所の島を回り


照りつける太陽
米軍機の轟音が空を炸き
さざ波の音は寄せて返し
乾いた石垣


地元の人も観光客もいない


三線の音色と機織りの音が、地獄を生き抜きながらも、自分だけが生き長らえてしまった…とでも云うような


乾ききった涙の代わりに、奏で、機織り


ワタシの魂は震えた


どんな大義名分が有ろうとも、人が人を殺す事を容認は出来ない。


人間は獣にはなりやすいが、人間以上の何かにはなれない。

地球の小さな島であるけれど、広島・長崎・沖縄…そして復興進まぬ福島


この国こそ、世界に共存共栄の平和を訴えるべきであろう。

その上で、世界の文化も尊重し、交流すべきであろう。


床の間に、武器では無く、三線を置く


タンゴやフラメンコも、為政者へジダンだ踏んで、市井は抗議した。


内戦・内乱の国々の犠牲者にも合掌。。


140614_0132~01.jpg