絶景の夜景富士を眺めにFUJIYAMAツインテラスと山中湖 | 蘇山蓮園

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お手軽に富士山の絶景を標高1570メートルに作られた展望台から眺められる山梨は新道峠のFUJIYAMAツインテラス。富士山の雪も綺麗に積もってきたところで、夜景や紅葉を絡めた写真が撮りたくなって来たので、年休を取得し、行って参りました(11月22日山行)。
FUJIYAMAツインテラスは、昼間はシャトルバスが運行されていて便利な場所ですが、夜間は芦川すずらん群生地の駐車場に車を停め、そこから徒歩でアプローチするしかありません。
街灯もなく、真っ暗な林道を距離にしておよそ3キロ。標高差約300メートル歩くのですが、心細いことこの上なし。約40分でクリアですが、YAMAPのペース評価で190~210%(速い)という早足で歩いたことからも、その内容をご推察頂けるかと思います(笑)

4時チョイ過ぎに到着のツインテラスは貸し切り状態。その後、3名程カメラマンが増えましたが、広々で良かったです。
月は沈んでおり、富士山本体の明るさと河口湖周辺の夜景との明るさの差が大きいので、ハーフNDフィルター等があると便利ですが、買うと高いので、ちょっとした工夫で誤魔化しています(ホワイトバランスは白色蛍光灯)。


広角をワイド端(35ミリ換算で15ミリ)にすると、右上におおいぬ座が見えてきます(ホワイトバランスはAUTO)。


5時半頃になると、夜明けの感じが出て来ます(ホワイトバランスはAUTO)。寒さも最高潮で、足元は夜露が凍ってツルツル。


朝の光と夜の闇が混ざり合う、マジックアワー。一番好きな時間帯です(ホワイトバランスは白色蛍光灯)。


6時半。富士山にもしっかりと光が回ってきました。ちなみにこの日は雲海を期待して出掛けたのですが、雲海は山中湖方向に出現したものの、河口湖は空振り。こればかりは運ですね...(涙)


陽が昇ると、今までモノトーンだった周辺の山にも色があふれ出してきます。


一段落付いたところで、冷えた体を暖かいカップヌードルで温めます。寒い日には最高のご馳走ですね。


ちなみにこちらがファーストテラスの全景。この時間帯は貸し切りです。


こちらがセカンドテラス。ファーストテラスとは少し違った角度から楽しめます。


この後は黒岳に登るオプションも考えていたのですが、河口湖周辺の紅葉がまだ見頃ということで、そちらに行くことと致しました。
もみじ祭の会場は平日でも混雑が予測されましたので(人混みは苦手)、大石公園でお茶を濁します。


良い色の紅葉がある場所を発見です。


色々とアングルを練りますが、芸術的センスがないので、画になりませんね(汗)


でも、絶景の富士と紅葉を一緒に楽しめたので、個人的には大満足です。


夕方からは山中湖で夜景の撮影を計画していましたが、時間があるのでちょっと足を伸ばして「笛吹川フルーツ公園」にある富士屋ホテルまでお出かけです。ここからは富士山のアタマだけが見えますね。


目的はカフェ「ベラビスタ」で頂く、こちらのマロンパフェ(2400円)。見た目も美しいですが、凝った作りで、最後まで飽きさせません。何より、窓の外に見える富士山が最高のスパイスですね。


夕方の山中湖では「長池親水公園」で撮影スタート。ちょうど良いタイミングで白鳥が彩りを添えてくれました(こういう白鳥の行動を読むことが出来たのは、冬場の白鳥撮影のおかげですね)。


この日は上弦の月をを2日過ぎた月齢9の月が昇っているので、富士山の姿がイイ感じに浮かび上がってくれます(ホワイトバランスは白色蛍光灯)。


そしてスターリンク衛星と思われる衛星群も見る事が出来ました。複数の人工衛星が同一軌道を並んで飛んでいく姿は、何とも不思議な感じ。今まで気になっていただけに、見られて良かったです(ホワイトバランスはタングステン光)。


時刻は18時となり、十分な撮れ高も確保出来たので、帰宅ルートの交通情報をチェックしたところ、中央道に加えて圏央道も大渋滞中。これは時間をずらすのが得策ということで、同じ山中湖の平野の浜に行くこととしました。
結果的にこれが大正解。平野の浜は入り江になっているので、水面が静かで、綺麗な逆さ富士を見ることが出来ました(ホワイトバランスは昼光)。


早朝から夜までたっぷりと富士の絶景を堪能し、満足な休日でした。