今頻繁に使っているレコードプレーヤーのトーンアームにはアームリフトが付いていない。
60も半ばを過ぎている自分には、ほろ酔い加減の指先がチョッとおぼつかない状態での針の上げ下ろしには、結構な緊張感が伴う。
特に針上げの際は、勢いよく上げ過ぎると、その反動で指から離れて何処かへ飛んで行ってしまう可能性が有る。
しかし、トーンアーム(DA-305)の純正シェル(PCL-3)が手に入ってからは、そんな不安とはおさらばできている。
この湾曲した指掛けがとても扱いやすいのである。
指掛けから指が離れてしまう事が皆無になった。
とても扱いやすくて便利である。
しかし調べてみると、DENONのシェルはPCL-4以降は殆どが水平もしくはそれに近い形なのである。
写真のV15/Ⅲの付いているPCL-4は特に最悪である(私にとっては)。
何故に半月状のシェルの指掛けが現行品から無くなってしまったのか不思議である。
と、書いてしまったが、「今時アームリフトの付いていないトーンアームを使っているお前が不思議?」と言われてしまえば、
その通りです^^