不登校!期末考査を受けた!~その変化と成長とは?~
不登校の子をもつママパパ
中学校になると、中間考査や期末考査がやってきますよね.
不登校の子をもつ親としては、
『テストを受けないと成績はどうなるの?』
『受験は大丈夫?』と心配が募ります。
私もとても不安でした。
不登校の子がテストを受けるまでの葛藤と決意
まる君、中学2年生、3学期の期末考査がありました。
2学期までは勉強してないのにテストなんか・・・
とテンションがダウン
何もわからないままテストを受けて、どんな意味があるの?
子どもが何も分からないことを突きつけられて落ち込むだけじゃないの?
と私が不安になりました。
(これも私が先に心配してしまう過干渉)
この不登校の状況で、私もまる君も受験なんて想像できない。
まる君も気が進まなかったです。
それでも、2学期は1科目だけイヤイヤ受けたことがありました。
中学の先生からは
“テストは受けることに意味がある”と言われましたが、
正直、最初はその意味が分かりませんでした。
でも今振り返ると、これは受験や将来のためだけではなく、
子どもが自分の成長を感じるためにも大事なことだったのです。
3学期は まる君エネルギーがたまって積極的にはなってきている。
担任の先生からは期末考査3科目受けてみるか?と
「受けるわ!」
テストの前日は、バタバタとした1日で
寝不足だったけど、朝はスッと起きてご飯を食べ、
「行ってくるわぁ〜!」と登校しました。
2日目は、私もクロ夫(旦那)も都合により
まる君の起きる時間には、家にいない状況。
一人で起きて登校しないといけない。
「明日はどうするの?」
「行くに決まってるやん!」
「朝、自分で起きれる?」
「当たり前やろ!大丈夫や。」
”行くに決まってる発言”は、遊びの時しかなかったのに…
勉強してないのにテストを受ける気になれるのはなぜ?と私が戸惑った。
(今までなら速攻行かない宣言だったのに…)
今まであんなに嫌がっていたのになぜ?
私とクロ夫が家に帰り、
「今日テスト受けてきたの?」
「受けてきたで!」(当然って感じ!)
私が思っている以上に、まる君は成長していました。(嬉し涙)
自己肯定感が上がると子どもは変わる!不登校の子に必要なこと
子どもの自己肯定感について考えたことありますか?
私は全くなかったです。
今日も元気やな!
今日はおとなしいな… くらい。
不登校になると、自己肯定感が下がってしまっているんです。
自己肯定感とは、
「自分は大切な人間だ」
「自分は生きている価値がある」と感じられること。
不登校の子どもは、この自己肯定感が下がっていることが多いのです。
日本の子どもは、アメリカや中国、韓国に比べてとても低いようです。
子どもだけでなく大人も低いことが分かっています。
不登校になった子どもは、少なからずこのように自己肯定感が低下している。
(親としてはとてもショックだけど…)
まる君の自己肯定感が低いと感じたのは、睡眠外来を受診した時に、
先生から、「すごく不安が強くて自信がない。」と言われた。
不安が強いのはわかっていたけど、そんなに自信がなかったのかぁ…
話をするとき目を合わせられない。
そう言えば、
不登校スタート期の「死んだ魚の目」をしていた時は
自己肯定感が下がりきっていた時だった。
全く気付かなかった。
「自分は大切な人間」、「自分は生きている価値がある」
と感じることができていなかったなんて…
子どもを大切に思わない親なんていません。
でも親の思いがすべて伝わっているか…???
きっとまる君には伝わっていなかっと思います。
いつも早く!早く!と急かしたり、指示したり、
「そうじゃなくって…!」と否定したり…
とても反省しました。
まる君は、今は目もイキイキしているし
目を合わせて話もできる。
子どもの表情だけでもこんなに分かるのに、
あの頃の私は気づいていなかった。
もしかしたら子どもを見てなかったのかもしれない…
自己肯定感は目に見えないものだけど、
子どもの表情や仕草でわかるのです。
次回は自己肯定感をあげる方法について、お伝えしたいと思います。
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