20州のイタリア料理とワインの講座
〜プーリア州〜7/21

日本イタリア料理教室協会×Lagostina
Touch&Tryイベントを開催しました。
前回のロンバルディア州に続き今回はプーリア州です。

11時から1時間で4品のフルコースを皆さんと一緒に作ります。

プーリア州といえば、南北に長く、平野が多いのが特徴です。
北から海沿いにフォッジャ、バーリ、ブリンディジ、かかとの先のレッチェ、
そしてすこし戻りイオニア海の湾に面したターラントと続きます。
さあここで地図をググってみてください。
 
実際の景色は海沿いに続く平野の広大な樹齢ン百年も珍しくない
オリーブ畑が広がり、その先には目の覚めるようなブルーの海が見渡せ、
小高い丘から眺めるその景色は圧巻です。行きたくなってきましたね。
 
さて、特産物や名物など美味しいものが多いのもこの州の特徴です。
まずは港町バーリ
Alla barese(アッラ・バレーゼ)バーリ風という料理はたくさんあります。
ピッツァ窯で焼くムール貝やジャガイモ、トマトの入った焼きリゾットや
馬肉を使う食文化もあり、牛肉や馬肉のインボルティーニはBraciole alla bareseといいます。
 
少し内陸に入ると八角形のお城カステル・デル・モンテがあります。
この丘も同名のDOCワインが赤、白、ロゼと作られます。
 
そして濃厚でクリーミーな乳清をモッツァレッラ包んだフォルマッジョ。
みんな大好きブッラータの地アンドリアがあります。
 
チェリートマトも多用されるプーリアです。じゃがいも入りフォカッチャはもっちりしていてとても美味。
 
さらに進む白ワインの郷ロコロトンドやカポコッロ(豚頸肉のサルーミ)の
有名なマルティーナ・フランカ。
 
パスタの形もオレキエッテを基本形にカバテッリ、ストラッシナーティと
セモリナ粉を使ったパスタがあります。
 
そしてプーリア州のソウルフードのFave e cicoriaファーヴェ・エ・チコリア。
乾燥そら豆のペーストと青菜のクタクタ煮をカレーライスのように
お皿に半分半分盛り付けたプリモピアットがあります。
 
今回はラゴスティーナより7/1に発売されたばかりの新製品「ハンドルの取れる」新シリーズを使って楽しくお料理です。
https://www.lagostina.jp/lp/maestria/

そして12時からお食事とワインの講義がスタート。











Peperoni alla Pgliese
プーリア風ペペローニの前菜
Melanzane sott'olio
なすのオイルマリネ
Capocollo
カポコッロ
Orechiette con cima di rapa
手打ちオレキエッテ
Bombette pugliese
プーリア風ボンベッテ
Carteddate
カルテッダーテ

プーリアならではの食文化、怒涛の前菜小皿コースがあります。10〜15皿が次々と出てきます。
今回は前菜を3品。
オレキエッテは総力を挙げて手打ちし、
ハンドルの取れるシリーズでボンベッテを、カルテッダーテも17人分は圧巻でした。

暑い今日は白のフィアーノやカルテルデルモンテのロゼなどが口当たりよくごくごくと。
珍しいsusumanielloなども交え、プーリアの赤Nero di troia , Negro amaroとつづくのですが、セコンドが美味しすぎて一気に食べてしまった皆さまがほとんどで笑い合う一幕も。

次回は8月4日軽井沢ワインパーティー、9月はお休みの為10月6日の開催になります。

お申込みはinfo@ascig.com日本イタリア料理教室協会まで。