手を繋ごう。 | Walking in the Air

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ファンタジーPBCサイト「鉱山都市フランネール」の登録PC、ニコルの活動日記です。



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今まで何度も論じてきたこと。


人間と魔物の違い。


魔物は群れることを好まない。いつも独り。独りでいる事に存在意義を見出しているように。


けれど、人間は違う。人間は協調し、協力することを知っている。―――手を繋ぐことを知っている。



傷が癒えたので、久しぶりにハンターギルドに行ってみる。

入院している間に何か動きがあったかもしれない。情報収集はまめにしないと。

そう思いながら受付に行くと、セリが掲示板の手配書をじっと見ているのが眼に入った。


驚かせてやろうとイタズラ心が湧いてきて、彼女を驚かせてみた。

まさかあんな大事になるとは思ってなかったけれど……。

セリはやっぱりおっかない。


必死で謝って仲直りしてから、広場のベンチでちょっと話した。

なんでも自警団とギルドで互助しようってことで、協力者を募っているらしい。

多くの魔物と比べて力の劣る人間は、協力して強大な敵と対峙するしかない。

勿論、否定の余地はない。あたしは手放しで賛同した。


フランネールが素敵な街だからこそ、甘い蜜を吸おうと犯罪者や悪者がやってくる。

それはどうしようもないこと、必然だ。

でも、だからって見過ごすわけには行かない。一掃してやる、必ず。


近く、また会う約束をしてその日は別れた。

無茶するなって言われたけれど―――


頭より身体が先に動くタチだから、こればっかりはどうしようもない。



遭遇者:セリカ