変態ピエロ再び | Walking in the Air

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ファンタジーPBCサイト「鉱山都市フランネール」の登録PC、ニコルの活動日記です。



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たまに遭った人(主に魔物)が言うけれど、あたしには「人を困らせるのが好き」という趣味が分からない。


そりゃあたしだって子供の頃は木に登って木の実を人の頭に落としたり、落とし穴掘ったりイタズラしたけど。


そういうのと、「人を困らせて楽しむのが好き」という人たちの行動は全然違う気がする。


あたしが人の笑顔を素敵だと思うように、その人達も人の泣き顔や困った顔を素敵だと思うんだろうか?



ランプルールに持っていかれてしまった剣のスペアを探しに、職人街の武器屋まで。

ちょっとお金がピンチなんだけれど、仕方がない。


あたしが話し込んでると、不意に頭の上にコインが落ちてきた。

それから、あたしの足許に他のお客さんが剣を落っことした。

なんだか落ち着かない店だなァ……と思っていると、今度はあたしが何かに足を引っ張られて危うく転びそうに。

あわや床板とキスか、と思ったあたしをすんでのところで助けてくれたのは、以前グレニッツ廃坑で遭ったあの変態ピエロだった。


あいつは相変わらず、胸糞悪いいやらしい笑みを浮かべていた。

何を考えているのかさっぱり分からない。ただ、ひとつ分かった事があった。

あたしが武器屋に入ってからの、コインが降って来たり剣を足元に突き立てられたり、足を引っ張られたり。

それは全部、あいつの仕業に違いないってこと。


人をバカにするにも程がある。

転びそうになったのを助けてくれたお礼と言って、思いっきりビンタしてやった。

それでもあいつはニヤニヤしていた。

何が目的でそんな事をしているんだろう?

あたしが困ったり驚いたりする顔がそんなに楽しいんだろうか。


……とりあえず、今度遭ったら問答無用で殴る。



遭遇者:イャン・ドゥ