寂れた墓地があるというので、散歩と自警を兼ねて行ってみた。
噂にたがわぬ荒廃ぶりでビックリし、開いた口が塞がらなくなる。
ヴァンパイアやゾンビがどこから出てきてもおかしくないような状態で、呆然としてしまった。
死んで埋められても誰にも顧みられないのは、とても悲しい。
そんな中、人影を見つける。
魔物や動く死体かと思って警戒しちゃったけど、自然な反応よね?
けれど人影は魔物じゃなくて、ちゃんとした人間だった。
ひと気のない場所を求めてきたという彼の名前はバレント。
大きな白い包みを持った、あたしと同じハンター?らしい。
最初にお前扱いされてムッとしちゃったけど、反論したらちゃんと謝ってくれた。
素直な事はイイコトだから好感が持てる。
そう、彼はぶっきらぼうだけれど、きっとイイヒトだと思う。
世の中を跳梁跋扈する魔物を殲滅するには、多くの仲間が必要不可欠だと思う。
強い仲間は喉から手が出るほど欲しいところ。
モーティのことを話して、その日は家に帰った。
たくさん仲間、増えるといいな。
遭遇者:バレント