ではでは、フラッターキックの実際の動きをみてみましょう!
①の浮かんだ状態から始まり、まずは軽く膝をまげ下方へ動かします。と、いうことは膝関節と股関節を動かすと
いうことになります!
この時に、股関節を動かさずに、膝関節だけを曲げたとすると膝から下が、水面上に出てしまう!ことになります。
そうすると、水面をたたき、水しぶきがあがり一見して、すごいキックをしているように見えますが・・・これはNGです。
②の状態にもっていくためには、膝を少しまげ股関節を動かして脚全体を下方へ・・・その時、足首は伸びた状態
ですよ。(赤い直線部分)
②の次にはスムースに③へ移行します。膝から下の部分をさらに蹴り下ろします!!この時に、一番と水をける
ことになりますでの、推進力(前に進む力)を得られることになるのです。そして、最後に足首が少し曲がる程度に
スナップを効かせます(赤い折れ線部分)これ、重要です!!
④蹴り下ろす動作が終了した時には、膝関節は伸びた状態ですね!そしたら、伸びた状態のまま脚の裏全体で
水を押し上げるように水面(①の状態)まで、脚を戻します!!ここでも、股関節を動かします!
もしここで、脚を伸ばしたまま戻さずに、膝をまた曲げてしまったら・・・股関節の動きがなくなり、腿が下がったまま
膝から下だけで、バチャバチャと水を蹴ることになります。それもNG!
蹴り下ろす時は、膝から曲がり始めて、時間差で膝から下の部分を蹴る!戻す時は、脚全体で上に戻す!
ということになります。
おっと、ここで考えてみよう!? この動きって・・・何かに似ている!? んっ!? えっ!? なんでしょう?
そうです! “歩行動作”と酷似しているのです。もちろん、歩行動作は地面に立っているので足首が曲がった
状態ですが、股関節と膝関節の動きを寝た状態で歩くように動かしてみてください・・・なんと、フラッターキックに
なるのです! 20代の方ならおおよそ15年以上は歩いていると思います。15年間も自然と行なってきた動作
なのですから、何も特別に意識なんてしないて、水中を水平に浮かんだ状態で歩いてみてください。自然と前に
進んでいくはずです!
さあ、給料日前だし、飲みになんて行かないで、安い公共のプールへ行って練習だぁ!!
