高知県の滝-大堂海岸不動の滝 | 滝を探して・・・

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大月町 清王 周防形川支流 宮ヶ谷  大堂海岸不動の滝  落差8m

 

四国最南端にある滝です。(地図上はお万の滝がありますが、

滝ではなく流水のない「崖」なので、対象に入らないです。)

道の駅大月から国道321号線を南下し、1.9km先で右折します。

1.4km行くと道路右側に滝名の記載された石碑があります。

(2024.03.19撮影)

この石碑前の道路が広くなっているので、ここに駐車して、

石碑裏から川を覗き込むと

滝の落ち口が見えます。

 

少し下流側に徒歩で行くと、入口があります。

 

降りると手前に滝の宮神社、奥に不動堂があります。

 

神社付近からの景観です。

 

幸福橋を渡ります。

下流側の景観です。

下の滝壺ですが、澄み渡った滝壺が印象的ですが、

よく見ると下流側に水流が無くなっています。

すなわち、ここで伏流しているようです。

これだけの水量が地面に吸収されるというのは

摩訶不思議であります。

 

そして、不動堂で参拝後、滝へ行きます。

祈祷する場所からの景観です。

 

清らかな水を湛える滝壺が素晴らしいです。

 

 

左側の滝は岩の表面を滑るように流れていますが、

右側の滝は洞状になった空間に吸い込まれるように落ち、

違った形態の2条の滝となっていて、

その手前に門構えのような岩があって、小さいながらも

独特の個性を放っております。

 

 

 

角度を変えても、どちらかの滝が岩に隠れてしまいます。

 

 

澄んだ滝壺と個性的な滝、伏流となる不思議な滝壺、

四国最果ての地となかなか行くのも大変ですが、

来て見て良かったと満足でした。