北区 岸町1丁目 名主の滝公園 名主の滝
王寺駅の北口から北へ徒歩10分で行ける名主の滝公園
内に4つの滝があります。(2017.11.18撮影)
ただし、滝の水が流れる時間帯に注意が必要です。
午前10時から午後4時の間とのことです。
ベタベタと看板の写真を貼ります。
嘉永年間(1848~54年)に王子村の名主、畑野孫八が屋敷内に台地を利用して滝を開き、茶を栽培して避暑のために一般に開放したのが始まりで、名前の「名主」はそこに由来する。当時は、七つの滝があったそうです。
なお、その当時1850年に安藤広重「絵本江戸土産/女滝男滝」
に描かれているのが、この名主の滝らしいです。
明治中期には貿易商の所有となり、栃木の塩原の風景を模して庭石やヤマモミジなどの手入れしたそうです。
そして、1938年には別会社が買収して食堂や名主水泳場を併設してを営業していたが、戦災で焼失した。
その後、長年荒れ果てていたものを東京都が土地の買収をし、橋や東屋などの修理を進め、1960年に有料公園として開園した。1975年には北区に移管され、無料開放された。
園内は回遊式の庭園となっています。
北側の入口から巡ります。
入口からそのまま奥へ行くと
男滝(おだき) 落差8m
角度を変えて。
この滝が最も見応えがあります。
次に滝の手前の道を進むと
湧玉(ゆうぎょく)の滝 落差2m
があります。
ここから、上に上がると東屋があります。
その奥に
独鈷(どっこ)の滝
がありますが、流水はありませんでした。
更にその奥へ行き、下に降りると
女滝(めだき)
こちらも全く流水がなかったです。
これらの滝は地下水をポンプで汲み上げて流水させているらしい。
大都会の中に忽然とこのような自然豊かな場所があるのは素晴らしいです。