24 時間開いてるスーパー | ローマの松の木の下で・・・

ローマの松の木の下で・・・

好きなこと、気になることを気ままに書いていきたいです!

毎週土曜日に夫と車でスーパー(carrefour)に行く。

 

でも最近歩いていける所にそこより安いスーパーができたので、

以前より買うことが少なくなったのだが、

それでもcarrefour だけに売ってるものが買いたくて、

相変わらず週1度行っている。

この間そこで5ユーロ値引きのクーポンを

レジのおばさんにもらってきた。

 

でもそれは夜10時以降だけに使えるクーポンだった。

8月半ばから24時間営業になったので、

そのキャンペーンのためのクーポンだった。

 

スーパーの24時間営業はこの1〜2年前から始まり、

carrefourの別の支店や、うちの近所にあるサーコープなどは

すでにそのシステムになっていた。

 

コンビニならともかく夜中の12時以降にスーパーに買い物する

人なんかいるんだろうか?と半信半疑だった。

日本でも生鮮食品を買いに行くのは夕飯のちょっと前で、

夜中の1時に買いに行く人はいないだろう。

 

5ユーロ得することもあるけど、

夜10時のスーパーにお客が来るのかどうか

という疑問を満たすために、

その時間に買い物に行ってきた。

 

そのスーパーはチネチッタ2というモールの中にあるのだが、

モールの店は皆閉まってるのに

carrefourだけ明かりがこうこうと付いていた。

 

スーパーに入るとレジの係員がもう一人の係員と

モールの警備員たちと雑談してるところだった。

おしゃべりですぐみんなに話しかける夫が

「本当にやってるかどうか、半信半疑で来たんだよ。

本当に夜中にお客さん来るの?」と軽口を叩くと

「夜働いている人なんか結構来るんですよ」と言うのだが、

我々がいた夜10時から10時半まで、我々の他に

車椅子の人とその椅子をひく人が

ちょこっと何かを買ってただけだった。

夫によると夜働いてる人は移民の人が多い。

彼らは車を持ってないから、チネチッタのcarrefourに

アクセスしにくいが、移民が住んでいる地区にあるサーコープは

地下鉄の駅の前にあってアクセスしやすいので、

夜9時半頃10人くらいお客がいた。

でもたくさん買ってる人はあまりいなくて、

ちょこっとパスタとドリンクを買ってる程度だった。

 

イタリアに住みだした最初の頃、(30年以上前)

キリスト教の教え(日祭日は安息して教会に行くべし)

に従い、お店が日曜祭日に閉まっている。

それどころかシェスタの昼休みもシャッターを閉めてしまう。

また8月のヴァカンス時期はほとんどやってないしで、

なんて不便な国かと思っていた。

いつお店がやってるか、常に念頭に置いてないと、

ご飯もろくろく食べれなくなる。

 

 

ところが5年くらい前から

歴史地区のお店やスーパーや大きなお店は

日曜を返上して毎日昼休み無しで営業するようになった。

それどころか24時間営業のスーパーまで出てきた!

でもこれは特に必要性がないような気がするのだが・・・・

万が一採算に合わなかったら、そのうち止めるだろうから、

様子を見ようと夫と話し合ったのであった。

 

 

(お借りした画像)

 

 

 

 

夜スーパーに行った帰り、

交差点で信号が赤なのにみんな平気で道を渡っていた。

そんな時戒めるかのごとく夫はその人たちをひこうとするかのようにすぐ近くで急ブレーキをかけつつ止まった。

 

すると後部座席に置いてあった、スーパーで買った食料が

座席の下にバラバラと落ちてしまった。

 

渡ってた人たちのほとんどはインド系の人たちだった。

そういえばインドじゃ中国と同じく

信号なんて守らないから、あってもなくてもおんなじだったなぁ。

確かに規則を守らない歩行者がいけないけど、

冗談にしても、間違って彼らに車で接触してしまったら、

こちらが正しくても、警察やらなんやらに同行しなくては

いけないし、大変なことになるだろう。

 

そうならないように、冷静に考えたらどうなのか!

と夫に注意を促した。