読めない酒列磯前神社
マドロスがいた大洗漁港から車で20分。
酒列磯前神社に到着しました。初見で「さかつらいそさき」なんて読めません(*1)。
参道には樹齢300年を越える椿やタブノキが鬱蒼と茂ります。
参道の途中、左手には海が見え、新郎新婦を撮るスポットになってます。
鳥居前には昭和の名工飯塚兵吉作の狛犬。
境内から振り返ったところ。左が駐車場で、正面には300m続く参道。
ガルパンの大洗磯前神社とこの神社は兄弟神社。創建は平安時代の856年、御祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)、配祀神は大名持命(おおなもちのみこと)。そう、大洗磯前神社の神磯に降り立った二神です。
拝殿には精巧な彫刻の数々。日光東照宮の「眠り猫」を手掛けた左甚五郎の作品と伝えられています。
拝殿右手には読めないけどきっと「酒列磯前神社」と彫られた丸板。左右には優雅な龍の姿。
柵の間からちらっと見えるのは本殿を守る陶製の狛犬。色鮮やか。
本殿は流れ造り。
本殿の左側。
本殿左脇には日露戦争から大東亜戦争までの戦没者を祀る鎮霊社。
絵馬に書かれた願いは、宝くじ当選、健康、志望校合格、病気快癒、縁結びなど。
宝くじに高額当選した方が奉納したという亀石像の説明を撮りました。が、肝心の亀の写真を撮り忘れました。左に見える甲羅と足だけでご容赦を。(*2)
神馬舎には笑顔の馬。
きっと知っていたんです、亀石の撮り忘れを。
では、そろそろ御暇しましょう。ホテルのチェックインまでの時間を利用して、那珂湊の反射炉を見学します。水戸藩の徳川斉昭が築造したという反射炉です。
追記: 総集編はこちら
☆
(*1) 「列」の読み「つらなる/つらねる」からですね。
(*2) 毎年年末ジャンボ発売時に、酒列磯前神社の神職と巫女さんがジョイフル本田チャンスセンターで高額当選の祈願祭を実施。亀石象に触ると御利益があるとか。