かんてんぱぱガーデン ～モンテリイナは伊那のロフトかハンズか～

あじさいと閻魔大王の伊那 深妙寺から車で約15分、かんてんぱぱガーデンにやって参りました。春に行った安曇野のかんてんぱぱとHAMAフラワーパークを運営する伊那食品の本社です。

3万坪の敷地にはホール、細密画館、ショップ、レストランなどが点在。中央には西春近広域農道（黄）が貫き、専用の歩道橋で連絡するという広さ。

レストランひまわり亭。いくつかあるレストランは曜日をずらして休みにしている模様。

フラワーショップのサンフローラ。手前の花は天使のビンカ エンジェルローズ。キョウチクトウ科 蔓日々草の一種のようです。

お目当てのかんてんぱぱショップ北丘本店。

工場見学もできます、、、が休憩中でした

左は天日で晒す前のテングサ、右は何度も洗っては干した結果。昔はこの寒天釜でテングサをグツグツ煮て寒天液を抽出(*1)。

寒天製品を何点かお買い上げしたら、山野草園を抜けて広域農道の向こう側に渡ります。

多少暑かったけど、歩数をかせぎながら野村陽子植物細密画館に到着。

長野県出身の植物細密画家 野村陽子氏のボタニカルアートが展示されていました。

鉢植えのまま上部を描いてから、土を洗い流して球根や根を描くんでしょうか。見事な細密画です。

モンテリイナはモダンでスタイリッシュ。「おいしい出会いのある食のセレクトショップ」がコンセプト。

2階はしゃれた雑貨類を販売(*2)。伊那のロフトかハンズ(*3)かといったところ。

1階はイートイン形式のカフェと食料品の販売スペース。カフェではリモートワークしてる人も。

見ているうちによだれが垂れてきたのでBLTサンドを購入。カミさんはサンドイッチ。

建屋内からでもテラスからでも南アルプスの眺望が楽しめます。

この日、7,700歩稼げたのは深妙寺と広～いかんてんぱぱガーデンのおかげでした。この後、ナビにとんでもないコースを案内されて春近発電所へ向かったのでした。

☆

(*1) なんで海のない長野県で寒天を加工しているのかずっと疑問だったんですが、ここでわかりました。高度成長期に海が汚染されてしまい、世界各国からテングサを集めてくるようになったためでした。

(*2) monterinaは東京発 DESIGN PRODUCT SHOP KONCENTとのオリジナルショップ。

(*3) 元東急ハンズは、今やベイシアグループの主要事業会社である株式会社カインズの子会社。ワークマンやオートアールズと並ぶ専門店のひとつ。