さて、記念すべき第一回の本を読んだ感想でこざいます・・・!




ロング・グッドバイ(長いお別れ)
著者:レイモンド・チャンドラー



ジャンル:探偵、ミステリ

おすすめ度:

ボリューム:ページ数多め

(本が好きならば、ぜひ読んで欲しい一冊)




実は、レイモンド・チャンドラーの本は初めて読んでみました。


ただ本が好きというだけなので、特にあれこれ詳しいわけではありませんが、

これからたくさんの世界を知っていきたいと思っています・・・。



さて、この方の本。

ロング・グッドバイ。

読み終わった感想は、とにかく長かった、の言葉が出るほどの長さ。
約600ページありました。

確かに、分厚いなあとは感じていましたが。


肝心の内容なのですが、




私立探偵のフィリップ・マーロウは、億万長者の娘シルヴィアの夫テリー・レノックスと知り合う。あり余る富に囲まれていながら、男はどこか暗い蔭を宿していた。何度か会って杯を重ねるうち、互いに友情を覚えはじめた二人。しかし、やがてレノックスは妻殺しの容疑をかけられ自殺を遂げてしまう。が、その裏には悲しくも奥深い真相が隠されていた……村上春樹の新訳で話題を呼んだ新時代の『長いお別れ』が文庫版で登場 040711



私が読んだ、ハヤカワ文庫のあらすじを引用いたしました。

ここにもあるとおり、わたしは村上春樹さんの訳を読みました。

内容的には、すこし難しく、理解するのに時間がかかる部分もあります。

ただ、600ページほどあるこの本は、一気に読みきってしまうほど、とても気持ちのいい終わり方をします。個人的に終わり方が好きです。

たまーにですが、


「えっ?これで終わり?!」

みたいな本もあります。

しかし!最後の最後まで謎がはりめぐされ、フィリップ・マーロウという探偵の人間味も出ていて、そしてなによりも、「長いお別れ」というタイトルがああ~という感じに終わるのです。

すこしずつ、伏線がつながっていくのが面白いし、

ここまで人間くさい探偵もとても面白く感じました。





一冊読み終えて、ひとこと。

この本とはお別れできません。







あ~誰かとこの内容について語りたいのですが、

だれも読んでくれない(;_;)


ページ数もあるせいか、すこしお値段は高めですね。

ほかの方の訳ももちろんあります。

訳によって印象は全く変わります、、、!
村上春樹さんの訳は、すこし難しめだったのかもしれません。。









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