朝8時半📝
造影剤による副作用は出てないだろうか…
手術はしないのだろうか…
手術をするべきなのだろうか…
扉の向こうにいる息子の事を思い
一人で椅子に座りながら、いろいろな事を考えていると、お店の納品などを済ませたパパさんが合流。
ペットボトルの水を買って持って来てくれました。
喉の乾きの限界だったか、一気に飲み干しました。
パパさんと話しながら、こんなに痛い思いを何度もするなら摘出してもらった方がいいね…という結論に至りました。
しばらくすると、消化器外科の先生から呼ばれ
『再発が早いのと炎症状態から手術を検討してますが、どうでしょうか』
と提案を受けました。
私達は是非お願いしたい…
息子は?
『お願い…したい…です…』
つらそうな顔をしながら手術する事を決断。
すぐに手続きに入りました。
朝10時頃📝
外科の先生、手術室、入院部屋
全てが空いてるということで
急ピッチで手術に向けた準備に入りました。
自力で歩くことが出来ず点滴をしながら、車椅子で術後で過ごす部屋(個室)に案内される息子…ナースステーションの前(笑)
すかさず手術担当の先生から、手術内容の説明が入りました。
【腹腔鏡下虫垂切除術】
全身麻酔で重篤な副作用が出る場合がある、
炎症がひどい場合は大腸まで切除する場合がある、
血栓や肺炎が起きる可能性とか、
途中から副作用の怖い可能性しか耳に入ってこなくて、考える間も無くどうか無事に手術が終わりますように…と願いながら何枚もの同意書にサインをしていきました。
前開きのパジャマに着替え、着圧タイツを履き、へそ回りを剃られ、カルテと共に手術室へ向かった息子。
どうか何事もなく
無事に手術が終わりますように…
『何かあった時の為に病院で待機していて下さい』
と言われ終始
心が落ち着かないまま、パパさんと手術が終わるのを待っていました。