コロナにより試行錯誤の末
【デリバリー】という新しい分野を始めた私達のお店。
コロナ前と比べると
提供するメニューが大幅に変わり、時短や効率化を考えるようになり
冷凍冷蔵庫を一台購入。
それに伴い人手の状況もかなり変わってしまいました。
いろいろな事情により、これまで
辞めていったバイトさん達。
そんな状況下でも、唯一残ってくれたバイトのYさん。
そんなYさんもついに今月末に辞める事になりました。
理由は
【旦那さんのお給料事情】と
【旦那さんのご両親の介護】により生活が変わってしまうからとの事。
Yさんは、お店をオープンした時から約15年…。ずーっと私達と共に働いてくれた方で、今もこうしてお店が続けてこれたのはYさんのおかげでもあると思っています。
私より9歳年上のYさんですが、とても話しやすく仕事で辛い時も、子育てで悩んだ時もたくさん相談にのってくれました。
ですが、コロナによりお店の業態自体が変わってしまい、この現実を未だどうする事も出来ないでいるなか
Yさんの辞めるという申し出を引き止める事なんてとても出来ませんでした。
自分達の無力さを感じ
今まで本当にありがとう…。
と感謝しかないです。
これまで辞められていったバイトさん達と比べものにならないくらい
Yさんの存在は私にとって本当に大きくて、かけがえのない存在である事に改めて気付かされ初めて泣きました。
そして
しばらく涙が止まりませんでした。
これからは
パパさんと夫婦二人で
また一から始める事になります。
そんなに大きいお店ではないけれど、それなりにバイトさん達と一緒にこれまでやってきた…。
寂しい…
不安で仕方がない…
でも、だからと言っていつまでも
泣いてられない…。
私達はお店を継続させていかなければならない…。
強くなろう…と思いました。