親の思い | 日々創笑・勉強とサッカーの両立を目指して

日々創笑・勉強とサッカーの両立を目指して

小学生からサッカーゴールキーパーを頑張る身長190㎝越えの大学生の息子と、飲食店を経営している私達夫婦の日々の出来事。

毎年、息子の誕生日のお祝いにと、お金を包んでくれる私の両親。

車で30分程の距離で決して遠くはないものの、いつでも行けるからと仕事などを優先して遠回しにしてた私。

今年も連絡が入りました。

どうせ行くなら息子も連れていきたいし、都合を合わせてお店が落ち着いたら会いに行くと母に伝えました。

少し寂しそうでした。

昨日の夜、父から
【忙しいみたいだから、お金を振込する。口座番号を教えてくれ】
と、メールがきました。

わざわざ振込手数料を払ってまで、そんなに急いで…そこまで無理しなくていいのに…(*´・ω・)と思いました。

振込をさせてしまうなら、直接会いに行こう…。
息子はサッカーで連れていけないけど…と率直に思い、お店を早く切り上げて実家に向かいました。

お店のケーキをお土産に、急な訪問でしたが、とても嬉しそうに出迎えてくれました。
近況報告をして、今お店が大変であるけど頑張っていきたいと伝えました。

帰り際、父が2枚の封筒を渡してきました。
1枚は、息子の誕生日のお祝いのお金。

もう1枚は、
『少ないけど応援金』
と私達のお店の事を心配しての気持ちが入っていました。

『一人十万円もらえる給付金がおりたからね。今はどこにも行けないし、使い道がないから、あなた達で使いなさい』と。

振込をしようとしてたのは、このお金も入っていたからだったんだと悟りました。

私達は大丈夫だよ!と言っても、いいから持っていきなさい!と返す両親。

手に持った封筒の重みを感じた時、親の思いも感じ、その瞬間すごく涙が出そうになりました。

心配かけてごめんなさい。
でもまだ、自力で頑張れる…。

親からいただいた応援金は使う事がないよう頑張らないと…。
大切に取っておこうと決めました。