メーカー | ギルド |
モデル名 | CE-100D |
年式 |
1960年代 |
作業内容 | ネック製作 |
ギブソン社のES-175と同様なボディサイズ、
PU・コントロールレイアウトを持つギルド社
の1960年代のオールドCE-100Dモデル
当工房にこのようなパーツに別れた状態で
持ち込まれました。
今回のご依頼の内容は、このボディに合う
ネックの製作、及びセットアップです。
当工房のアコースティックギターの製作で使用しておりますウォルナット、ローズウッド、ホンジュラスマホガニーを使用したラミネートネック材とインディアンローズウッドの指板でネックを製作することになりました。
面白いことにヘッドのツキ板が綺麗に剥がされた状態で保存されていました。
このツキ板があれば、リアルにネックを再現することできます。
溝を切ります。
ギブソンスケールのフレットの溝を切ったフィンガーボードにドレメルルーターを使ってポジションマークと同じ形、厚みでポジションマークを埋め込みます。
指板を圧着したらフレットを打ちます。
幅広で背の低いジャズ向きのフレットをお選びいただきました。
ネックジョイントはマーチンと同じようなダヴテイル
ジョイントです。
ネックの角度やセンターがしっか入りと出るように
調節を行います。
ネックの握りは工房サンプルのレスポールの様にとサンプルを指定していただきましたので、サンプルと同じ形状に削ります。
サーキットはほぼ60年代のオリジナルの状態ですので、ガリやノイズが出る部分は接点のクリーニングをします。
サーキットのメンテナンスが終わったらボディの中に戻します。
フレットのすり合わせ牛骨ナットの取り付けなどセットアップを行なって作業終了です。
この度のネック製作のご依頼ありがとうございました。
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