「さ行の滑舌を良くしたいです。」とオンラインレッスンにお越しになった生徒さん。
「早口になると舌が回らず、噛み噛みになります。暗記ではなく、その場で考えながら話すプレゼンでよく噛んでしまいます。」とのこと。
また、「2年前に、さ行の指摘をされてから、さ行が言いにくいと思い始めましたが、何がいけないのか分かりません。」とのこと。
今までは意識していなかったが、指摘をされたことにより、「さ行」が言いづらいと感じ始めたとのことでした。
確かに、会話の中の「さ行」は問題はなく聞こえていますが、「s」の出し方に、多少、舌の位置が正しい位置と違いがあります。
実は、この多少の「舌の位置の違い」が早口を引き起こしていました。
さ行の発音の間違いがあることで、前後の言葉との繋がりが上手くできずに、早口になる状態です。
さ行が言えない原因は、下記でご説明しています。
また、早口な話し方に関して、お悩みを話して頂いている間は、早口になることはなく、とても落ち着いて話している印象です。
早口になる場合は、話し始めから早口になる場合と、話している途中から早口になる場合とがあります。
詳しくは「早口になる理由」や「言葉省略の早口とは」をご参照ください。
生徒さんの場合、プレゼンの時には、頭の回転の良さも相まって、早口になることや、「さ行」の滑舌と声が要因の「早口」が原因でしたので、早速、滑舌トレーニングを開始です!
舌が〜
アゴが〜
頬が〜
と歓喜の悲鳴を聞きつつ。笑、
ヴォイスレッスンジャス特有のソフトスパルタな時間を過ごして頂き、文章をお読み頂きますと、
読み始めで「プププ、笑」となっている生徒さん。最後まで読んで頂きまして、感想を聞くと、
「違いすぎて笑そうになりました!自分でもはっきりしてる感があります!」
ブラボー!!
正しい舌の位置に調整した効果です〜!
まだこの時点では「さ行」の練習は行っていませんが、舌の位置を整えたことで、全体の滑舌が良くなっている状態です。
この良い状態をキープして頂きまして、「さ行」の練習に入りまして、最近の調子を伺うと、
「良い感じです!「さ行」が全く言いづらくないです。発音がしやすくなりました!」とのこと。
しかし、まだ、目上の人の前だと噛む、突発的に考えながら話すと噛む、早口になるとのことでしたので、早口が改善するよう、響きのチェックもしつつ、細かくトレーニングを行まして、固定ができてきましたので、調子を伺うと
「安定していて、良い感じです!朝、練習をしてから仕事をすると話しやすいので朝のルーティーンになってます。」とのことで一安心。
改善に繋がったのも、生徒さんのご自宅での日々の練習成果ですので、いつもながら生徒さんの頑張りに大拍手です!
そして、「自分の場合、効果がないと練習が継続できないので、1回1回レッスンの後、効果があって嬉しかったです。本当にありがとうございました。」と仰って頂きまして、とっても嬉しかったです。
今後は発音や早口になることに悩まされず、お仕事に励んで頂ければと思います。
オンラインレッスン行っております。
日本初、滑舌トレーナーによる
滑舌矯正、滑舌トレーニングを行う東京・渋谷の滑舌教室です
滑舌の診断も行っていますので
詳しくは下記HPをご覧ください