『子供の頃から、イ段をうまく言えず、聞き返されることが多いです。特に「ち」「き」です。』と、側音化構音を治したいとお越しになった、大学生の生徒さん。
「現在、歯の矯正をしていますが、歯科の先生には、歯科矯正で滑舌改善はできないと言われています。」とのことでした。
歯科の先生が仰る通り、歯科矯正は、歯並びを良くするための矯正のため、滑舌矯正とは異なります。
歯並びを良くするためには、「歯科矯正」。
滑舌を良くするためには、「滑舌矯正」が必要です。
オンラインレッスンですので、画面でお口元を拝見すると、「ち」や「き」「し」など、右の頬が引っ張られ、空気が片側からのみ出るなど、とても言いづらそうです。
生徒さんの言いづらさの原因でもある、側音化構音とは、「いきしちに」のイ段が発音できないことを言いますが、トレーニングで治すことが可能です。
下記でご説明しています。
側音化構音でお困りの方へ、トレーニングを行っております。
生徒さんの場合は、下記が原因で言いづらさが起きていました。
・舌が偏って発音している
・空気が片側のみから出る
・片側の頬が引っ張られる
原因は明らかですので、早速、滑舌トレーニングを開始です!
ヴォイスレッスンジャス恒例の?
「舌が~~」
「アゴが~~」
と、ソフトスパルタな時間を過ごして頂きまして、笑
文章をお読み頂きますと、
「軽く読めました!」「いつもよりも空気の偏りが少ないです!」とのこと。
素晴らしいです~!!
根本的に舌の位置を調整し、トレーニングをしたことで、舌が正しい位置になり、発音が楽になったという流れです。
「空気の偏りが軽減した」とのことで、実は、この時点では、まだ、「さ行」や「ざ行」は練習していませんので、根本的に舌の位置を整えた効果でもあります。
この形をキープして頂きまして、苦手な「ち」「き」「し」等、訓練を行いましたところ、
「最近、調子が良いです。」とのこと
ちょうし・・・「ちょ、し」が綺麗に言えている・・・!と感動しつつ。笑
「聞き返されなくなったことと、話している時に、偏りがないので、発音が楽になりました!」と生徒さん。
「いきしちに」の発音ができない方にとって、話すことは、とても大変なことだったと思いますので、発音が楽になり本当に良かったです。
言いやすさに繋がったのも、生徒さんの日々の練習の成果ですので、生徒さんの頑張りに脱帽です。
就活も控えているとのことでしたので、発音に困ることなく、面接を、どんどんこなして頂ければと思います!
お試しレッスンで側音化構音改善のトレーニングが可能です。
滑舌QA 「側音化構音の治し方は、どのような方法ですか?」もご参照ください。
滑舌QA 「側音化構音は歯並びが関係しますか?」にて歯並びは関係するのかをご説明しています。
日本初、滑舌トレーナーによる
滑舌矯正、滑舌トレーニングを行う東京・渋谷の滑舌教室です
滑舌の診断も行っていますので
詳しくは下記HPをご覧ください