声優のお仕事をされている生徒さん。現在、テレビ等でご活躍中です。
声優さんというお仕事柄、柔らかい声や響きのある声など、使い分けが流石です。
現在は、オンラインでの滑舌レッスンに切り替え滑舌トレーニング。
「どうしても、言えないセリフがあるので、助けてください」とのことで、急遽連絡が入り、
セリフを言ってもらうと、
「これが、◯△□××~!!」
「ゴーン・・・・」(2人とも)
滑るも、滑っております。
いつ収録ですか?と聞くと、
「今日なんです!!」とのこと。
「えぇえぇえ~!!!」
私が焦ってしまいます。笑
とにかく、◯△□××部分をどうにかせねば、ということで、
皆さまお馴染みの、ヴォイスレッスンジャスの舌のトレーニングを開始です。
サクサクトレーニングは進み、緩んでいる舌の部分は、的確に強化し、基礎の滑舌トレーニングは無事終了。
時間が限られていますので、セリフでチェックすると、先ほどよりは、舌が整っている分、
滑ることが少なく、◯△□××は脱しましたが、まだ、怪しく動く何かの気配が。笑
部分的に細かく確認し、「ここで、コウしてください」とお伝えし、いざ。
「これが、◯◯◯◯~!!」
「おぉあぉお~これ~」と感覚を掴んだ生徒さん。
そう~~~!!これです。笑
「これが、◯◯◯◯~!!」
「これが、◯◯◯◯~!!」
と何度も、唱える生徒さん。
ジェスチャー付きです。笑
「そのジェスチャー、現場で出て良いのかしら?」と伺うと、
「言えるなら、何でもOKです!!これで行きます!!」とのことでした。笑
言えない部分は、「だ行」が関係していましたが、なぜ、発音ができないのかをお伝えし、
その部分を抑えるように、舌の位置を微調整した結果、発音ができた、という流れです。
セリフの中で使う場合には、声の高さや、読むスピードも、普段の話し方とは異なりますので、
その点も考慮し言葉に繋げます。
例えば、低い声だと言えるのに、高い声だと言えない・・・のは、舌の位置の間違いが原因です。
また、瞬時に正しい形に合わさるのも、日々、舌のトレーニングを行なっているため、
生徒さんの頑張りの成果です
そして、「現場に行くまで、あと5時間、ずっとこれで練習します!」とのこと。
5時間笑
いや、この言葉は、ずっとシリーズで出てくるとのことでしたので、練習して損はなし。笑
また、今週、バラエティーの番組のナレーションが放送されるのと、
アニメがスタートするとのことで、観てみたら、
すごーーーーい!!と思わず声が。笑
滑舌に不安を抱えていた頃を知っているが故、感動もひとしおです。
どんどん、生徒さんの活躍の場が増えて、本当に嬉しい限りです。
このまま、どんどんお仕事をこなして頂きたいと思います!
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滑舌矯正、滑舌トレーニングを行う東京・渋谷の滑舌教室です
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