声優のお仕事をされている生徒さん。
「滑舌が悪く悩んでいます。」とお悩みでお越しになりました。
「年齢のせいか、最近、特に言われることが多く、なんとか矯正したいと思いました」ということでした。
また、特に「さ行、た行、ら行」に苦手意識があるとのこと。
お悩みの内容を話してくださる間、流石、声優さんというお仕事柄、
とてもお声が良く、特に話しづらそうな印象はありませんでしたが、
ゆっくり話す中にも、若干の「舌のもたつき」を感じる瞬間がありました。
ご自身でも、「舌のもたつき」を感じることがあるとのことで、
以前は「読みづらい」と感じていても、そこまで違和感はなかった言葉が
今では「言えない」ような感覚になっている、ということでした。
実際に、文章をお読みいただきましても、
「言えない」と思う場面では、口元に「キュッ」と力を入れるなど、
別の部分でカバーをするという状態がありました。
「元々、パキパキ話す方ではないのですが、最近の状態だと、仕事上とても不安です。」とのことで、不安が解消されるよう、早速滑舌トレーニングを開始です
現在の舌の状況と、舌の鍛えるべき部分をお伝えしつつ、
繰返し反復練習をします。正しい位置になるまで、延々と
正しい位置にならない場合は、正解の音になりませんので、反復練習あるのみ。
ジャスのレッスンを受けた方はご存知のことと思いますが、
1日に、こんなに「か」を言うとは想像だにしないと思います。
生徒さんは、声優さんというお仕事柄、
耳でも、感覚でも分かるからこそ、「ん~~」と頭を抱えておられましたが、
正しくあるべき舌の位置を完全に把握されました後は、正解の形へと一直線
トレーニング後は、文章をお読みいただきますと
「舌が軽く、意識せず、文章が読めました」とのこと。
ブラボーです
舌が正しい位置で発音できるようになると、楽に感じるものです。
また、最初に文章をお読みいただきました際の
口元の力も抜けていましたので、一安心。
舌が動くと、口元で言いづらさをカバーせずに発音ができるため、
口元の力が抜けた、と言う流れです。
レッスン後、
「正直、こんなに舌がつりそうになるとは思わなかったです。」と生徒さん。
伺うと、ブログを読んでくださっていたとのことで、
「舌がつりそう~と見ましたが、仕事上、一般の方よりも、舌は動かしていますし、
まさか、自分は、舌がつりそう、なんてことはない、と思っていました」
そう。ジャスの滑舌練習は、過酷です。
いえいえ、滑舌を治すためですから
この調子をキープしていただき、さらにご自宅でもトレーニングを行なって頂きまして、
最近の調子を伺うと、「読む時に、以前よりも、ら行の連続等も、口が回りやすくなってます」
『プロデューサーの方からも、「滑舌良くなったんじゃない?」と言われました』とのこと
「ナレーションのような落ち着いた声の時に、読みやすさがあるので、有り難いです。」と、
効果がお仕事に繋がっていることを伺い、大変嬉しかったです。
読みやすさが出ているのも、生徒さんの日々の頑張りの成果ですので、
いつもながら、生徒さんの頑張りに脱帽です
このまま、残りの苦手な部分もサクサク克服ができるよう、
お手伝いできればと思います。
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下記「声優の方へ行う滑舌練習の方法」もご参照ください。
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