今は、会社での電話対応の際に、早口になってしまい、
何を言っているか分からなくなってしまうほど、とのことで、
一刻も早く滑舌を直したいとお越しになった生徒さん。
家で話せることも、電話口だと話せない、
など、場合によっての違いもあるそう
一番ひどかった時期の、録音したものを聞かせて頂くと、
本当に何を言っているのか、分からないんです
お若いのに、全く「ろれつ」が回っていない状態。
この頃は、脳の問題かと思い、色々と病院に行ったりしたそうでしたが、
原因は分からず、治す方法もなく、ということで本当に深刻な状態
一番ひどかったピーク時よりは、お越しになった時の方が、
言葉になっているため、何かトレーニングはしたか伺うと、
直す方法があると知らず、特にはしなかったとのこと。
録音で聞いたあの状態から、よくぞ、ここまで、
自力で今の舌の動きになったかと思うと、胸が詰まりました
とにかく、滑舌をよくするためにトレーニングを開始です
生徒さんの場合は、
完全に「舌の動き」が原因で滑舌が悪くなっていましたので、
正しい発音になるように、舌のトレーニングを行いました。
「滑舌が悪い原因は？」もご参照ください。
最近は、どうですか？と伺うと、
「昔の変な話し方になった時、ありがとうございます、
を言うと、舌が正しい位置に戻るんです
」とのこと
苦手だった言葉で、舌の軌道修正ができるようになったなんて素晴らしい
「もっと早く来れば良かったです
」と、「一番ひどい学生の時に来たかった。あの頃は、学校に行きたくなくて
（涙）」とにかく、最近は、調子が悪い日もあるけど、良い日が多くなってきたとのこと
「話せるようになってきたら、ふさぎ込んでいた頃と違って、
前向きになり、新しいことに挑戦したくなりました
視野が広がった感じがします
」と生徒さん。大変だった時期を知っているため、生徒さんの喜びが本当に嬉しく、
前向きになったと聞いて、涙が出そうになりました
お若く、可愛らしい生徒さんですから、
色々なことにチャレンジし、これからの人生を謳歌して欲しいと思います。
そして、このまま言いづらい言葉も、どんどん克服していただきたいと思います
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