年に4回の著作権印税分配 | 長坂憲道(作曲家、アコーディオン奏者)
2017年12月25日(月)

年に4回の著作権印税分配

テーマ:音楽著作権

今日は年に4回ある音楽著作権印税分配の日!

毎年12月期分はクリスマスの日に配達日指定郵便で明細が届き、同時に銀行への振り込みがあります。

どこかの芸能人カップルは12月24日に結婚報告の手紙を送ろうとしたら配達日指定が上手くいっていなかったのか?配達ミスなのかは知らないけど、22日ににフライング配達となったとか?!?

けどJASRAC印税分配明細は、必ず25日に届きます。

これとは別に、事前にE-Mailにて、デジタルデータとしてサーバー上にも保存したよ!という知らせが1週間ほど早めに届くのですが、僕はいつも敢えてそれを見ません。

せっかくこうして紙の書類で送られてくるのですから、この薄緑色の封筒を開けるのを楽しみにしているのです。

実は開封前には必ず母の遺影の前に少しの間だけお供えして、母に感謝を伝えたのちに開封することにしています。

僕にとって、年に4回のこの瞬間は特別です。

コツコツと作曲をしてレコーディングをして・・・特に自分のアルバムづくりとなると、この段階は完全に無償なんですよね。無償どころか多くの時間を使い多額の出費も惜しまず作品を作りに取り組んでいます。

無条件の愛で育んできた自分の作品たちが独り歩きを始め、第三者に利用していただけるようになった瞬間、それらの作品の著作権処理業務を代わりにやっていただくのがJASRACです。

僕ら著作者の意思でJASRACにお願いして著作権処理業務を手伝ってもらっているのです。

ですので、JASRACが勝手にお金を集めるだけ集めて私腹を肥やしているという事実はありません。

信託契約の無い著作者の作品に関してはノータッチですので、契約外の作品、作曲家の分を集金することは絶対にありません。

これは何度となく僕自身が「音楽利用者」としての経験でも確認済みですから。

それとJASRACの手数料は、あくまで僕ら著作者が受け取った印税の中から、項目に応じて決められた割合の手数料を収めることで運営が成り立っています。



さて、印税の分配明細に戻りましょう。

いつもこうして音楽教室きじばとの家の廊下に明細用紙を伸ばし拡げてみるのですが、遂に廊下のサイズをハミ出ました!

今期は18ページ。

どんな場面で使われたのか?この紙の明細書類では使用比率と金額が具体的に記載されています。

これだけでは完全なデータでは無いので、分配日の午前中にE-Mailにて詳細のデジタルデータがサーバーに保存されたことを知らせてきてくれます。

そのデジタルデータを見ると、放送であるなら、どの曲がどの放送局のどんな番組で使われたのか?インタラクティブ配信はどんなサービスでどの曲がどのくらいダウンロードされたのか?ストリーミング再生された?などが記されています。

巷で言われているような、JASRACはお金を集めるだけ集めて、ちゃんと著作者に分配していないというのは嘘です。

非常に悪質なデマです。

え?そうなの?知らなかった!という人は今日からJASRACにまつわるデマ拡散には加担しないようにね!

拡散、リツイートも同罪ですよ。

事実無根の誹謗中傷を言い広めることは業務妨害です。

紛れもなく犯罪行為ですので気を付けてください。

こういったデマが蔓延しているせいで近年僕らは創作時において著作権にまつわる業務が実際にスムーズに進みにくくなるケースも増えてきました。

本当に迷惑しています。

音楽著作権業務の実際は、このように事細かに明細を記し、一日たりとも遅れることなく、送金されています。

僕ら著作者、特に僕らのような弱小個人創作者はJASRACのようなシステムが存在していないと、絶対に仕事が成り立ちません。



それを潰せだとか、必要ないだとか、無関係な人に乱暴なことを言い広められて、僕らは本当に困っているのです。

音楽教室での著作権料にしても、当事者は僕ら著作者ですからね。

あの件は、なんでいつまでも当たり前のようにタダで踏み倒され続けなきゃいけないのよって話なんですよ。


 

[mixi]JASRACは僕らの町役場

http://mixi.jp/view_community.pl?id=6287023
音楽著作権、JASRACについて、正しく知りたいという人、既に正しくご存知の皆様は、常識人であることの証、コンプライアンスの証として、是非ご参加ください。

 

そもそも僕がこのような話題を取り上げ始めたのは、僕が勤める高校で"DTM表現"という授業を担当していて、その授業の中で「わが教え子たちを犯罪者にしてしまわないために!」というテーマを単元とした授業で、音楽著作権にまつわる常識・非常識を教えるために、こういったネット上での事実誤認情報拡散を訂正するためのネタ集めからです。

知らないままでは本当に恥ずかしいこともありますし、知らないまま犯罪者になってしまっても困りますよね。

これってホント?っていう音楽著作権にまつわる都市伝説、逸話の真偽を確認したい人は、遠慮なくコメントをくださいね。

もちろん、僕自身も真偽を知らないことがありますので、そういう場合はその都度JASRACに問い合わせをしますので。

 

 

 

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