猫しっぽ自己紹介猫あたま

クローバー前回の話クローバー

注意9年程前の話なので、今と病気の名称や考え方に
違いがあります注意



ある程度、問診票に記入してあるので、確認程度に色々と聞かれました。

乳児期の育てにくさ、協調性の無さ、味覚・聴覚が敏感。
その他、色々と訴えました。

私が話し終えた後、先生が裏紙みたいなメモを出して、丸を少し重なるように2つ書きました。

「自閉症って、聞いたことがあるかな?広汎性発達障害っていうのだけど。」

高機能広汎性発達障害も含め、自閉症・アスペルガー症候群・ADHDの説明を受けました。

長女の場合、アスペルガー症候群とADHD の2つをもっている広汎性発達障害と言われました。
検査もしたいけど、問診で間違えないだろうとのこと。

正直、そうだろうと思っていましたが、いざ言われると…
でも、長女が何を抱えてるか分かった今、出来るサポートも変わってくるし明確になります。

長女の場合は、五感の敏感性からくる不調やパニックが多そうとのこと。
とにかく、大きな音と味覚にかかわることに関しては、園側にも協力を求めました。

作業療法等はいらないけど、月1回カウンセリング見たいのを受けることになりました。



そこから、園側の対応はとても早かったです。
長女のクラスには、支援してくれるパートさんが1人つきました。
長女が「キーッ!」となる前に輪から離してくれたり、バランスをとってくれるようになり、園生活に大きな支障が無くなりました。
それと同時に長女に友達も増えていくのです。

診察やカウンセリングで長女と頻繁に病院に行くようになり、次女を実家に預ける日が増えました。
この時期に地元に引っ越すことがてきたのは、本当に運命だと思わずにいれなかったです。



当然、全く長女が大人しくなった訳ではありません。
外で遊びたいと思ったら、上履きのまま雨でも園庭に出て走り回ってしまったこともあります。
相変わらず出来ないことも沢山あります。

この時期一番大変だったのは、「寝ないこと」でした。
毎日21時には寝ていました。
しかし、0時頃には起きてしまいます。そこからは普通に活動が出来てしまいます。
何故か分からず、一人で起こしていてはいけないと思い、毎晩付き合うようになりました。
完全に寝不足です…ショボーン
なにより、成長に影響が無いか心配になり、病院に相談することにしました。

今のところ、睡眠時間は1日4時間。園でのお昼寝時間も寝ていないことは分かっていました。


「ショートスリーパーかもしれないですね。」

先生から、聞き慣れない言葉。
ショートスリーパー…??

ショートスリーパーとは、短い睡眠時間で健康を保つことができる人のことだそうです。
そのため、健康に害が出る不眠症とは違います。

やはり、この年齢でそれでは成長によくないということで、ここで初めて薬が処方されました。
睡眠導入剤と、興奮を抑える漢方です。


漢方…飲めるかな?
心配でしたが、全く嫌がらず飲んでくれたので助かりましたニコニコ
臭いに関しての敏感はなかったので、これは本当に良かったです!
5歳の子どもに睡眠導入剤を飲ませなければいけないのには抵抗がありましたが、長女のためですえーん

それまで、毎日21時〜0時の睡眠だったのが、週1〜2回に減り、私も眠れるようになりましたクラッカー

寝かす時間を遅くしたらよかったのでは?
と思われるかもしれませんが、長女は決められた事しか出来ず、しかもそれを曲げることはできず…
長女の中では「21時に寝る」ということがインプットされていたので、それを変えることはできませんでした。

昼間は保育園で力いっぱい遊んでいるので、21時までウトウト・カクンカクンしながら起きていることも少なくありませんでした。

睡眠導入剤は、ある程度の期間使うと効き目が弱くなってしまい、頻繁に変わります。
勿論薬です。
いいことばかりではありませんでした。