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高校数学教師(宮城県)を退職し、全国のデモクラティックスクール、
北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。

2020年4月からAKIU SCHOLĒ(アキウスコレー)という新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。

全日制の学校に行っていても、通信制高校に行っていても、不登校でも、全ての中高生が、自分の選択で自分の人生を切り拓く力を育みます。

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8月14日(水)

 


雲が多めのお盆期間🎐低気圧も過ぎて、ホルモンバランスも整って、元気モリモリで散歩からスタートした今日です。太陽とともに起きて太陽と共に眠るのが良い。そして日々、勉強したいことが溢れかえって、過去一番の積読状態。バイキンくん 勉強したくてしたくて時間がない!という状況です。

非暴力コミュニケーション、心理的安全性、もまだ勉強途中(というか終わりはないか💡)だけど、ここ最近、「ネガティブケイパビリティ」 が気になって気になって。

 

これもまた勉強中なんだけど、なぜ気になるのか?というところをアウトプットしていこうと思います。

 

 

 

ネガティブケイパビリティとは

 

ネガティブ・ケイパビリティとは、「性急に答えを求めずに、不確かさや、疑念の中に留まっていられる能力」「自分の枠組みを外して他者を理解しようとする共感的想像力」。
 

 

 
VUCA時代、と言われて久しい今、改めてその意味を確認すると、VUCAとは、
 
Volatility(変動性)
Uncertainty(不確実性)
Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性)
 
のこと。ネガティブケイパビリティは、まさにこの時代で生きていくためには必須の力と言えそうです。
 

 

非認知能力と教育の在り方

 

 
これからの時代に必要な力、みたいな文脈では、例えば「非認知能力」などがあります。
 
非認知能力とは、知能検査や学力検査では測定できない能力を意味しています。具体的には、やる気、忍耐力、協調性、自制心など、人の心や社会性に関係する力です。

自分を動機づけて高めようとしたり、自分の感情をコントロールしたりしながら、自分と他者を大切にできる非認知能力の育成が、変化の激しい社会のなかで求められています。
 
 
やり抜く力=GRIT、しなやかさ=レジリエンス、自他を尊重した自己主張=アサーティブネス、などなど…これ大事だよね、というものが巷に溢れています。そうすると、じゃあこれを鍛えよう!うちで鍛えられるよ!というビジネスが盛り上がるのですが、そもそもこれら非認知能力なんて、数か月や数年で育まれるものではありません。
 
しかし、分かりやすい結果は誰しも嬉しいもの。そして、分かりやすく「周囲から評価」されれば、もっともっとと、結果が欲しくなってしまいます。評価されている教員像を見て、その教員像を追ってしまうと、本質的に大切な部分から、目がそれてしまうような気がしています。
 
教育業界では、3か月で〇〇点アップ!とか、短期間で成長できる!といううたい文句があります。そして時代はコスパ、タイパの時代。親も子供も、出来ることならすぐに結果が見えたら嬉しい、そういう心理によって、残念ながら教育業界ですら、短期間で成果を出す!というビジネスが盛り上がります。
 
結果が出れば、分かりやすくすごい!となって、その逆は、劣っているという評価になってしまう。でも、本来教育って、そう簡単に結果が出るものでもなければ、そんな風に、急いで結果を求めるものでもないはず。
 
こと、10代の思春期は、浮き沈みだって激しいし、ひょんなことで、もういい!ってなってしまうことも、ひょんなことで、やるぞーー!ってなることもある。それが、普通だし、それでいい。そうやって、泥臭く浮き沈みしながら、生徒たちは色んな感情を経験して、学んで、学力以上の大切な力を身に着けていくのだと思います。綺麗に数か月で、なんて求めちゃいけない。
 

 

学校、教師と、ネガティブケイパビリティ

 

 
だから、こういったものこそ、子どもたちに長期で伴走できる“学校”が、本来はその役割を担うのだと、思うのです。

非認知能力を育むには、目には見えない結果をじっと「待つ」姿勢、周囲が求めるような生徒の成長を早急に求めず、曖昧さや葛藤の中に留まりながら仕事を続けていく力がどうしても必要になります。
 
これはまさに、学校という場所あるいは先生という仕事には、「ネガティブケイパビリティ」が必須だということを表しているとも言えます。
 
思い返してみると、明確に表現されなくとも、非認知能力は学校や地域で育むから、学校ではしっかり学力(読み書き計算)を付けさせて!というニーズが、昔は確かにあったのだろうと思います。それでバランスが良かった時代もあった。でも今は、非認知能力も学校でお願い、学力(認知能力)も学校でお願い、状態で、それができて当然だよね、という社会の要求や圧があるから、先生方はどんどん苦しくなってしまう。失敗が怖いから、結果が分からないものには行動できなくなる。そうした空気は、生徒たちにも伝わっていきます。
 
ましてや今、生徒たちが生きている世界は、秒で結果が得られる世界です。ただでさえ彼らは、ネガティブケイパビリティが育まれずらい環境の中に居る。
 

 

だから今、AKIUSCHOLĒ がアツい。笑

 

けっこうハードモードです。学校。でも、ここで、時代の空気に負けて、ネガティブケイパビリティのない、コスパタイパで現場を作ってしまったら、生徒たちはますます生きずらくなります。
 
 
ということを悶々と考えていたら、ここにも、AKIUSCHOLĒ の価値を見出しました。(笑) AKIUSCHOLĒ なんて、言ってみたらネガティブケイパビリティの権現みたいなものです。
 
「性急に答えを求めずに、不確かさや、疑念の中に留まっていられる能力」
「自分の枠組みを外して他者を理解しようとする共感的想像力」
 
起業家としては、それこそタイパもコスパも悪くて、どないやねん状態の私ですが、AKIUSCHOLĒ という曖昧で不確かな事業を通して、大事なものから目をそらさずに、これからも進んでいこうという所存でございます。
 
 
おやすみなさい!
 
 
 

 

 

今日も、

能登半島地震の被災地のみなさんが

少しでも安心してあたたかく過ごせますように。

令和6年1月能登半島地震 災害緊急支援寄付

 

メディア掲載情報

 

2021年6月 仙台サポセン「パレット6月号」

「仙台市市民活動サポートセンター通信 ぱれっと 6月号」に掲載していただきました。

 

2020年10月28日 毎日新聞朝刊

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