前回の更新の際に書かなかったのですが、毎日更新しようとしたんですが、どうも筆が乗りません…

 

二回試験のことを書いておこうかなと思ったのですが、とりあえず、最近後輩の合格者から導入修習ってどうなの?修習ってどうなん?就活は?って話を質問としてよく受けたので、テキトーに過去の体験と反省を踏まえお話しします。最小はQ&A方式で、その後個人的な体験を。以下長文です。誤字脱字すみません。

 

第1 Q&A

Q 導入の服装ってどうなんですか?

A 基本的にスーツです。最初の日はみんなスーツです。次第に砕けていきますが・・・でも、男性は基本的にスーツです。女性はOL的なスーツでなくとも少しラフな方も次第に増えてきたかな?

 

Q 導入ってなにするんですか?

A 基本的には記録の読み方や実務上でどういう風に手続きが運用されているのかの講義が中心です。あと、導入起案なるものがあります。講義は今後の分野別で何をどう見たらいいかと点の基礎知識になるのである程度しっかり聞いた方がいいかな?あと教官のこぼれ話とかがおおしろいです。

 

Q 起案対策ってどうしたらいいですか?

 導入の起案では以下のものが出ると思います。

 民事裁判 主張整理起案(要件事実)

 民事弁護 課題を前提にした答弁書の起案

 刑事裁判 犯人性の事実認定起案

 刑事弁護 想定弁論

 検察    犯人性のハーフ起案(犯罪の成立は書かないってこと)

 

 これは以下の要領で対策すればいいと思います。

 民事裁判⇒これまでの自分の使っていた要件事実の本を読み返す。結構難易度が高いので紛争類型レベルの本、大島先生とかですね。

 民事弁護⇒最初に課題の公表があるのでそれを聞きながら答弁書のイメージを事前に作る。一審解説の記録とかにもついてますからそれを読んだりとか。

 刑事裁判⇒『刑事実認定ガイド』を読み込む。意味合いと重みってキーワードの意味をよく理解すること。経験則を示す!!

 刑事弁護⇒『刑事弁護の手引き』を読む。

 

こんな感じですね。

 

Q 白表紙って全部読む必要あるの?

 ないです。以下の物だけ読めばいいでしょうまずは。☆はできたら読んでくらい。

 民事裁判『事例で考える民事事実認定』『事実適示記載例集』

 民事弁護『民事弁護の基礎知識』(後半の書面の書き方的な部分だけ必読)

 刑事裁判『計事実認定ガイド』 『プラクティス刑事裁判』 ☆『プロシーディングス刑事裁判』

 刑事弁護『刑事弁護の手引き』

 検察『終局処分起案の考え方』

 

この辺りは必読です。民事弁護は教材が多いですが、必要な箇所とそうでない箇所がまだらになっているので必要なところだけ、つまみ食いで読んでおくといいと思います。最終的に全部熟読しておくといいのは上記の本だけだと思います。

 

Q 講義ってどうするの?

 基本みんなノートPCもっていって、一言一句パワーポイントを書き写しています。そうすればいいと思います。集合になってノート見返すとき便利ですからね。あとは他の人と情報交換するうえでも大事かなと。

 講義聞きながら実体法上の知識が危うかったら基本書とか予備校テキスト見返しましょう。

 

Q ほかに買って読んでおくといい本とかある?

 個人的には要件事実は『要件事実30講』、事実認定は『ステップアップ民事事実認定』か『民事訴訟における事実認定』があると便利です。要件事実は白表紙ではないですが、紛争類型別は必要ですからない方は研修所の書店で買えばいいと思います。

 他には大島先生の完全講義シリーズとか田中先生の事実認定の考え方シリーズは読んでる方がいるかな?って感じでした。

 民事弁護は、執行保全の本はおそらく講義で紹介されるので割愛です。『クロスレファレンス民事実務(第2版)』はかなり使えました。

 

 刑事裁判は、事実認定でよく『刑事事実認定50選』を使う方もいましたがそこまで必要かなって感じです。個人的には『実践的刑事事実認定と状況証拠』がよかったです。まぁあくまで心証形成鉄鋼やるんだふーんくらいです。

 

 刑事弁護は、『刑事弁護ビキナーズ』か『事例に学ぶ刑事弁護入門』のどちらかを持っている人が多い印象です。これらの本があると、刑事弁護の授業の時に補完になったり、端的に答えが書いてあるのでいいですね。最近では『刑事弁護の基礎知識』も良い本だとは聞きますが、自分は目を通していないので何とも言えません。今の教官が書いてる本ではありますが。

 

 検察は特に無いです。強いてあげれば、『犯罪事実記載の実務 刑法犯』『擬律判断ハンドブック 刑法編―急訴事案への適切・迅速な対応のために』ですかね。前者は公訴事実の書き方の参考になりますし、実務の刑法各論の意義が書いてあります。後者はその運用ですかね。要するに警察官向けの刑法の本です。

 

 色々と本はありますが、必要だと思ったら読んでみて買えばいいレベルですね。

 

Q 予備校の修習対策講義とかいる?

 いらないでしょう。全く事実認定とか要件事実触れていないって方はやばいですし、任官志望とかでがっちりやりたい方以外は不要ではないかと。最近新しいものがないってのもあります。研修所の見解は結構変化してるので

 

Q 任官任検志望なんですが…

 任官はとにかく成績です。起案対策はあらゆることをしていきましょう。任検は実務庁での判断ですからそこですね。

 

Q 就活ってどのくらい決まってました?

 そもそも大手事務所とかが発表前に内定を合計300人くらい出してるのに加えて、9月から就活で300人くらいは決まっている印象です。

 これらは企業法務系やブティック系なので、一般民事志望とか地方ならまだまだ先の話です。しかし、地方修習で東京希望の場合は導入中に動いている方もいました。なので開始時点で3割以上くらいは決まってる印象でした。でもまったく焦らないでって人も多いので自己の判断でしょうね。。

 

 

第2 実務修習で見ておくべきこと

弁護は事務所によるので割愛します。まぁたくさん奢ってもらって飲みまくりましょう!w

検察では、取調べをしてPSを作ります。これは自分は被告人質問をする時どうなるかをイメージしながら取調べをして尋問調書を作るつもりでPSを作成するようにしていました。また、民事でも陳述書作成に活きる技術ですから色々と工夫したり、指導担当検事にどういう工夫をしているのかを聞いてみるといいと思います。

裁判所では、刑事民事共通するのは事件の管理を裁判官がどうやっているのか、要するに手控えをどのように作っているのかを聞いたり見たりするようにしましょう。民事の場合は、事件の種類(家事・労働・行政・交通事故・破産等)がたくさんあるのでなるべく多くの事件の種類の事件類型の記録を見ておきましょう。その時、どのような事務所がどのような書面を書いてるかも大事です(ある意味就活の時のネタです)。

ちなみに、民事裁判で書いてと言われるサマリー起案は大島本下巻に記載例がありますw

書記官さんの仕事の内容もよく見ておくべきです。

 

実務修習は2か月単位で変わるので慣れたころに変わってしまいます。積極的に行きましょう!

 

第3 最後に導入に向けて

 導入の3週間はとにかく忙しいし、環境は変わるしインフルの時期に狭い場所に1500人も詰め込まれるしで大変です。体調管理は大事です。時間の短い中で濃いカリキュラムになるのでなるべく講義内で消化できるように事前に軽く準備しておくと良いと思います。

 自身の反省を込めて書きました。参考になれば幸いです。

 

P.S 二回試験落ちてたら消しますw