巨人の星(雄飛編)第64話「雪玉のひみつ③」 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

「お前にはプロの投手としては
致命的な欠陥がある」
父一徹にそう忠告された飛雄馬はそれを克服
しようと雪山で特訓

 

そんな中、親友伴宙太も雪山にやって来た

 

二人で特訓してる最中、たまたま通りかかった
スキーヤーの雪玉を受けた伴は
ある事に気付き愕然とする

 

それこそが飛雄馬の抱える致命的な欠陥
だったのだ

 


「教えてくれ伴!俺の欠陥とは何なんだ?」
改めて伴に問う飛雄馬

 


「俺にとてつもない欠点があるらしい事は
父ちゃんから聞いていた・・・・」

 


「それに気付いているのは、父ちゃんと東映の
藤村二軍監督・・・そして伴
お前が3人目というわけだ」

 


「父ちゃんは今この世でそれを知るのは
2人だけなので、あえて口に出す事はないと
教えてくれなかったが、お前も気付いたとなると
もはや顔をそむけてる時でもあるまい・・・」

 


「うむ・・・あの強気の親父さんでさえ
口をつぐむとは・・・・たしかに星にとっては
死刑宣告に等しいからのう、、、あせる

 


「伴、言ってくれ!
俺の抱える致命的な欠陥とはなんなんだ!?」

 


「では言うが、お前の球は・・・・」
「い・・・いや、待ってくれ
いざとなると女々しいようだがなんだか
聞くのが怖い、、、、( ´>ω<`)」

 


「とりあえずテントに戻ろうぜ
俺裸足だし、、、、笑い泣き

 


そしてテントに戻った飛雄馬は、伴の口から
ようやく自分の欠点を教えられ驚く
「なっ・・・なんだって!?
もう一度言ってくれ!!」

 


「ああ、何度でも言ってやるビックリマーク

 


「お前の球は
軽いっ!」

 


「か・・・・軽い・・・・・
俺の球が・・・軽い
滝汗

 


「そうじゃ!
滅法速いが軽いっ!!
投手の球質が重い軽いと

言われるが
お前の球はその軽い部類じゃ!!!」

 


「あのスキーヤーが投げた雪玉は
お前が中に石を入れた雪玉と同じくらいの
衝撃だった事で気付いた」

「お・・・俺の球はあんな素人の雪玉と
同じ威力しかないのか。。。。
汗

 


「高校野球では、速さで相手の打者が
ジャストミートできずそう気にはならんかったが
プロでは違う!」

「つ・・・つまりそれを気付かれた時・・・」

 


「俺はホームラン配給王に、、、、、、ガーン

 


「あのスキーヤーは体格が良かった
お前との体重差が、重い軽いの差なのじゃ」

 


「お前はプロの選手としては小柄で体重が
軽い・・・そのためボールも軽くなるのだ」

い・・・いや、それは違うと思うが(^o^;)

 


「チ・・・チビで生まれた事が軽い球の
原因。。。。」

 


「うがぁ~~~~(。>0<。)
そんなの今更どうにもならん

じゃないか~!」

 


「小さい頃にもっと牛乳飲んでたらこんな
事には、、、、、うううううっ、みんな
貧乏が悪いんだぁぁぁぁ
えーん
「いや、そんな問題じゃあ・・・・」

 


「恨むぜ母ちゃん、、、、なんでこんなチビに
産んだんだよ~~
ああ無情~レ・ミゼラブル、ビクトル・ユゴー作
なんて言ってる場合かぁぁぁえーんえーんえーん

 


「うむ・・・まあ諦めるしかないのう・・・」
「ふざけんなーふざけんなぁぁぁぁ!」

 


「体格の良い伴にはわからんだろうな、、、、えーん
柔道でも体格の良い奴は有利だもんな!」

 


「確かに柔道では体格が・・・・・ん?
柔道じゃと!

 


「星っ!ちょっと顔貸せ!!」
「な・・・なんだよ伴」

 


「おい伴っ、こんなにヘコんでる俺をどう
しようって言うんだ」

 


ビシッ!

 


「なっ・・・・何しやがるむかっ

 


「どおりゃああああ

あああああっ!」
いきなり飛雄馬を投げ飛ばす伴

 


「貴様っ、気でも狂ったか滝汗

 


「がはははははははははは
やっぱりチビは投げ飛ばしやすいのう
ニヒヒ

 


「こ・・・この野郎!
人が真剣に悩んでるというのに・・・・ムキーッ

 


「どうした星!
悔しかったらやり返して
みろや( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!」

 


「うぐぐぐぐ・・・いい気になるなゴリラ野郎」
ここからはほとんどコントですw

 


「おおっ、やる気になったかチビ( ̄∀ ̄)
どっからでもかかってこいや!」

 


「うががががががっ!」

 


バスッ!

 


「どうしたぁ?
球と同じで、よう飛びよるわw」

 


「肝っ玉まで軽いのうwwww」

 


やられ放題の飛雄馬笑い泣き

 


「み・・・見てろよこの筋肉脳みそめむかっ
雪玉を作りはじめる飛雄馬

 


「おおっ、お得意の雪玉作戦か?
まあ軽い球質の貴様の球などもう怖くは・・・」

 


飛雄馬、雪玉を更に転がして大きくしていく

 


「な・・・なんじゃあ?
雪だるまでも作る気かの・・・・」

 


ゴロゴロゴロゴロ

 


「ふん、ふてくされて雪だるま作りとは
球も軽いが、心もちっちゃいわい( ̄m ̄〃)ぷぷっ」

 


「あ・・・・!?」

 


「お・・・おいマジかよ( ̄□ ̄;)!!」

 


ゴロンゴロンゴロン
「ひ・・・ひええええっ!」

 


「ま・・・まて星っ!
それはシャレにならんぞいあせる

 


バスッ!
「どうだ、参ったかクソゴリラめむかっむかっ

 


「うぬぬぬぬ、星ぃぃぃぃぃぃ!」
「なんだ、まだやる気かムキー

 


「これじゃ!
柔よく剛を制す!!
今は技の工夫を怠り、大男たちの天下と成り果てた
柔道界じゃが、本質は小男が工夫して大男を倒す
事こそ柔道の本質なんじゃ
合格合格

 


「ば・・・伴っ、それを俺に教えるために
わざと・・・・・笑い泣き

 


「伴っっっっっっ!」
「星ぃぃぃぃぃぃぃ!!」

 


こうして飛雄馬は、球が軽いという苦難を
乗り越える決意をし、下山するのであった(苦笑)

巨人の星(雄飛編)第65話「盗まれたスコアーブック」
につづく