第17話 ガッツ10番 17-2 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

高校時代はエース日下部の影に隠れて、なかなか
出番がなかった魚屋の倅、富樫平八郎
東京メッツからドラフトで指名され、プロ入りするも
なかなか芽が出ず、瞬く間に4年の月日が流れた
余命1年と診断された平八郎の親父も、心の中では
息子の一軍登板を期待して4年間生き続ける
5年目のシーズンだけはなんとか一軍での晴れ姿を父に
見せたいと願う平八郎だったが、メッツはライバル
日下部を1位指名、平八郎の前に再び日下部が
立ちはだかった

 


メッツ入団が決まった日下部
契約金は平八郎の10倍、年俸も倍くらいか

 


日下部の初登板は静岡での紅白戦だった

 


日下部人気で、紅白戦とは言え大入り満員に
ホクホク顔の鉄五郎と五利

 


日下部は背番号20をもらってマウンドに

 


この試合は、平八郎もベンチに入っていた

 


しかし日下部、メッツの四番国立にプロの洗礼を
浴びてしまうドンッ

 


打球はあっという間にスタンドに

 


大学では注目された日下部もプロの実力に鼻を
へし折られてしまうえーん

 


日下部よ、これがプロの壁っちゅうもんや
お前の実力でこの壁乗り越えてみい!

 


日下部と平八郎は寮でも同部屋
プロに入ってますます二人のライバル心は燃え上がるメラメラ

 


4年間二軍で燻っていた平八郎にとっても
日下部の入団はむしろ起爆剤になったようだ

 


そんな折、平八郎は父が退院する事を知らされる

 


勿論病気が完治したはずもなく、余命わずかな時間を
自宅で過ごすための処置だ

 


メッツは5月に北陸遠征が予定されており
平八郎は故郷新潟での登板を病床の父に見せたいと
決意する

 


いよいよ平八郎5年目のシーズンが開幕
しかしスポーツ紙の注目は日下部だった

 


早くも日下部は新人王が期待されていたのだ

 


日下部と平八郎は、一軍入りを目指してますます
ライバル心を燃やすメラメラメラメラメラメラ

 


平八郎の実家の魚屋も営業を再開
店は母親と長女が切り盛りしていた

 


平八郎の親父の病状はますます悪化
付き添いには本人の希望で夕子が付いていた

 


『5月のメッツの遠征までお父さんもつかしら・・・(´_`。)』
夕子もそれが気がかりだった

 


メッツは4月を3位で乗り切り、5月攻勢をかけるため
日下部をついに一軍に昇格を決める

 


「ええか、ここはAクラス維持のためにも正念場や
北陸遠征の阪神戦は3つ勝ちに行くで!」
ナインに檄を飛ばす五利監督

 


「北陸遠征には日下部と富樫も連れて行く!
鉄っつあんがなんと言おうとこれだけは文句言わせんぞ」

 


ガハハハ、五利よ!
わしもそれ考えとったんや
反対なんかするかい

 


そして迎えた5月
まあ毎年カープファンが騒ぐ季節だが・・・(^▽^;)

 


だが第1戦は、田淵の一発で落してしまう

 


第2戦も鉄五郎が炎上して連敗、、、あせる

 


第3戦は日下部の登板が予想され、北陸遠征でも
日下部の人気は絶対的なものがある

 


平八郎は遠征随行のため、一時実家への帰宅を許された

 


兄の帰省に喜ぶ平八郎の弟妹たち

 


「お帰りなさい、平八クン・・・ドキドキ

 


「夕ちゃん・・・・」

 


夕子はもはや完全に富樫家の嫁扱いである

 


親父もなんとかここまで持ちこたえていた

 


「なんだ・・・メッツをクビになったのかと思ったぜ・・・」

 


「どーせ明日の先発は日下部んとこの倅だろ・・・」

 


「・・・そうかもしれんけど、俺は俺の出番を待って
全力でやるだけだよ、親父」

 


深夜、親父の錆びついた包丁を研ぐ平八郎

 


その様子を見守る夕子

 


だが平八郎の腱鞘炎は進行してるらしく、指に力が
入らない( ̄ー ̄;

 


『平八クン・・・やっぱり腱鞘炎が悪化してるんだわ』

 


腱鞘炎の事が夕子に知られてると薄々感づいている平八郎

 


『やっぱり平八クンの登板はないのかしら・・・』

 


そして迎えた北陸シリーズ第3戦

 


スタンドには平八郎の弟妹たちが駆け付けた

 


夕子は親父に付き添ってテレビ観戦だ

 


メッツのスタメン発表を見守る夕子たち

 


メッツの先発は大方の予想を覆し
なんと平八郎が先発だったビックリマーク

 


「なんだよおい、日下部じゃないのか・・・」

 


「ふん、日下部でないならこっちのもんや
二軍投手相手なら3タテはいただきやで」

鼻で笑う阪神ナインニヤリ

 


平八郎、これが勿論一軍初登板だ
『もしかしたらこれが俺に与えられた最後のチャンスかも
しれない・・・』

 


「富樫、余計な事考えず悔いのないピッチングせえや」

第17話 ガッツ10番 17-3につづく

 


さて、先週の土曜日
宮崎で巨人とホークスのOB戦というのが行われた
まあジジイの集まりみたいな感じだが、かつては
プロ野球を湧かせたそうそうたるレジェンドたちだ

 


巨人の先発マウンドは桑田
このメンバーの中では若い方だ
3イニングくらい行くのかと思ったらたった1イニング
おかけで後半投手が足りなくなってしまう(^o^;)

 


久々のゴジラ松井のバッティング
ゴジラパワーはまだまだ健在で、あわやホームランかと
思われる大きなファールもあった
ハッキリ言って、今の岡本より打ちそうな感じすらあったねニヤニヤ

 


そして、♪背番号1の凄いやつ
老いたとはいえ、1本足打法の迫力は変わらず
マネする選手は数々いたものの、これを後継できる選手は
ついに現れなかったな、、、

 


由伸の次に巨人軍監督の可能性が高いこの人も出場
まあ実績から言っても次期監督は結局原さんになるのかな・・・

 


定岡さんも久々に見たわ
以前はバラエティなんかによく出てたけどね
この人ももう60なんだな

 


投げるGМ
アンタがクビ斬ったムラタさんいまだに移籍先決まらずだよ笑い泣き
引退もしてないんでこのOB戦にもムラタさんの姿は見れず。。。

 


OB戦でガチのバントを決める小田w

 


現巨人軍監督由伸

 


ホントに太腿痛めたデーブ大久保!(´Д`;)

 


満塁ホームラン打ったドニキ
まだまだ現役で行けそうなんだけどねえ・・・

 


ピッチャーが足らなくなってついに登板した
78歳元エースのジョーの城之内邦雄さん
しかしピッチング見るのはこれが初めてだわ

 


長嶋さんは相変わらず元気だ
両軍ベンチではこの人が一番楽しそうだったニヒヒ

 


試合は11-3で巨人OBが勝利

 


まあ雨の中、悪いコンディションでよくやってくれた
ベンチで昔話するために来てた400勝ジイさんもいたけどねw
しかしあの人も元気だねえ

 


王、松井の奇跡のツーショット
今の巨人軍に一番足らない影響力のある選手
こういう選手が巨人に次に現れるのはいつの事だろう

 


400勝ジイさんも84か・・・
この人は多分100歳は行くだろう(^▽^;)

 


ホークスの方は、ソフトバンク、ダイエー時代の主力が
印象的だったけど巨人南海と言えば昭和30年代後半から
40年代初期かな
ただその頃の南海のメンバーもほとんどいないんだよねえ
杉浦さんもお亡くなりになったし( ̄_ ̄ i)
その後30年くらい暗黒時代続いたからね
40年代中盤から50年代初期までは巨人阪急の時代だった
巨人と阪急のOB戦もいつか見たいね