侍ジャイアンツ第38話 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

漸く完成した分身魔球であったが、なんと八幡先輩が
これをなかなか捕球できない、、
1973年の天王山となった巨人阪神2連戦を目前に
慌てて捕球練習をはじめる蛮と八幡先輩だったが
なかなか上手くいかず、巨人は蛮不在で1戦目を落してしまう
迎えた2戦目、負けると阪神にマジック点灯となる試合も
巨人は苦戦を強いられる
しかしここで登場した蛮の分身魔球によって巨人は
からくもこの大事な1戦を引き分けに持ち込んだのであった


というわけで今回は第38話
「大砲、運命の一打」を解説していく

この回、最初からよくわからんシーンで始まる(苦笑)

分身魔球で田淵を三振
これ見てると1973年10月11日の試合の最後、つまり
前回のラストシーンかと思いきや・・・


投げた後に蛮が気絶Σ(゚д゚;)
えっ・・・前回そんなシーンあったっけ?


いや、もしかしてカットされたシーンかもしれん・・・
スコアーは10月11日っぽいし

ところが、八幡先輩の言葉によると蛮は3日も
意識不明だったらしい

えーっ、じゃあ前回最後の後楽園のスタンドで
笑い合うシーンは何だったんだ・・・(@_@)

しかも「連投につぐ連投で3日も意識を失っとったんじゃ」
という発言もおかしい
だって、10月11日の試合はこのシーズン最後の
後楽園での阪神戦で、その後は阪神とのカードは
甲子園の最終戦しかなかったはずなのに・・・

「今日はヤクルトとのデーゲームがある」と
蛮が言ってるところをみるとこの日は10月16日だ
3日間とすると辻褄が合わない
ちなみに3日間という事は、この日も入れて3日だとすると
最後の試合は14日の大洋最終戦だが、この試合は
巨人負けてます(^o^;)
(阪神もカープに負けたのでマジックは点灯してない)

まあ侍ジャイアンツでそんな細かい事言ってても
意味ないか(爆)

とりあえずヤクルトとのデーゲームやってると聞いて
試合に行こうとする蛮
って言うか、この時もう試合やってるんだよね
八幡先輩はなんでベンチにいなくてここにいるのかも不明w

結局蛮間に合わず、巨人負けてしまいました、、、

「やい川上のおっさん、なんで俺を起こさなかった?」
川上監督に詰め寄る蛮
この敗戦で、巨人に自力V消滅(x_x;)
阪神にマジック1が点灯してしまったのだあせる

これにより、10月20日の中日対阪神戦が注目された
この試合阪神が勝つか引き分けで阪神の優勝が
決まるのだ


中日の寮では、中日の選手たちが
「わざと負けようぜ」とか言ってる
まあ言うだろうねそりゃ(^~^)

しかし大砲だけはやる気満々
「蛮君、わしは全力で勝つぞ!」
ええ男やビックリマーク

一方巨人は阪神との最終戦に向けて特訓中

「なんか中日はわざと負けるみたいだぜ」
ネット裏では記者たちが好き勝手に言ってるし目


蛮はブチギレ気味
他力本願がおもしろくないらしい

そこに川上監督登場
「お前優勝は絶望と思っとるだろ」

「ああ、消化試合のために練習したって意味ねーしよ
この1年の努力が水の泡になろうとしてるのに
おっさんは平気なのかよむかっ

「我が巨人軍はどんな苦境に立たされても絶対諦めん
最後まで勝利を信じて戦う姿勢を示す、それが伝統なのだ」
らしいっスよ、由伸監督w


そんな折に大事件が発生
修学旅行生を乗せたバスが谷に転落
そのバスに大砲の弟が乗ってたらしい

急いで理香サマと事故現場に向かう蛮



事故のニュースは、阪神戦に向けて猛練習の大砲の
耳にも入る

「うぬぬ・・・しかし明日の試合の為にわしは
練習をやめるわけにはいかんのですっ!」
嫁の出産や子供の病気ですぐ帰国しちゃう外人に
見せてやりたい大砲の男気

見事に崖下に転落したバス
これ1968年の飛騨川バス転落事故が元ネタか・・・

土砂崩れでバスが川に転落して
乗客107名のうち104名が死亡したという
日本最悪のバス事故


こりゃ大砲の弟もヤバイ、、、

急いで病院に駆けつける蛮

「俺の血を輸血に使ってくれ!」
昭和のドラマでよくあるパターン

輸血が必要な大ケガの生徒は、大砲の弟の千作だった
ちなみに千作の声はなんと古谷徹さん
蛮と飛雄馬、夢の競演だビックリマーク


弟の見舞いより練習を優先させた大砲
しかし今になってそれを後悔し始める
そしてこれが大砲の調子を絶不調にしてしまった(´_`。)


蛮の大量輸血のおかげで千作は峠を越したらしい
この時蛮の血液型はO型と判明
余談だがこの時代、O型の血液は全ての血液型に輸血
可能と信じられていた
しかし医者に言わすと、「全血液型に共通して輸血可能な
血液型などない」との事


千作が助かった事は理香が大砲に伝えてくれるようだ
「俺が輸血したなんて事大砲には言うなよ」と蛮に
言われるが、理香サマはあっさり無視するのであった

そして迎えた運命の中日阪神戦

だが大砲は完全に集中力を失っていた


その頃巨人ナインは阪神最終戦のため新幹線で移動中

阪神は中日先発星野1001から2点を先取

このおっさん、巨人との最終戦に先発した上田二朗に
よると、この試合ど真ん中の真っ直ぐしか投げない
完全八百長ピッチングしてたらしい

「阪神の優勝確定やーーーーγ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ」
今も昔も変わらないいちびり虎キチ応援団w

しかし中日もすぐに追いつくビックリマーク

阪神の先発は、当初上田二朗と言われていたが
何故か金田監督は江夏を指名

ところがこの江夏、前日に球団社長から呼び出され
「優勝したら金かかるから勝たんでええ」
言われたという有名な話がある
そのせいか、この試合の江夏は精彩を欠いていたという

そしてチャンスで大砲登場ビックリマーク


しかし不調の江夏の前にあえなくピッチャーフライ

「ええでー大砲、阪神の優勝に協力してくれて
ありがとー」
虎キチたちから称賛される始末( ´(ェ)`)

「違う、わしはそんなつもりはないんじゃ」
涙ぐむ大砲

試合は2-2のまま7回に
新幹線車中の巨人の選手もちょっと疑い始める

「中日が八百長やるって噂あったけど、やっぱり
本当に八百長やってんのかなぁ・・・特に大砲のやつとか」

その言葉に蛮ちゃん耳ピク

「ふざけんなー、大砲はそんなやつじゃねーむかっ
大砲を擁護するものの・・・



3打席目も気の抜けたバッティングで外野フライに倒れた

「大砲に猛虎魂感じるわー」
「がんばれヤオチョー」

罵声なのか称賛なのかよくわからんヤジを浴びる大砲、、、

それを見ていた理香サマ

試合中の大砲に呼び出し電話

蛮が千作に血をやったことをあっさりバラすwww


それを聞いて俄然燃え出す大砲メラメラ

「よおし、見てて下さい蛮君っ!」

9回裏ツーアウトでランナー出てここでまた大砲の打席
「おいおい、ここでまた大砲かよ・・・終わったな
引き分けじゃあ勝率で阪神に追いつけん・・・」
気を落す巨人選手(しかし一体誰が誰なのか全然わからんw)


ん・・・・おいおい9回阪神に1点入っとるし・・・(=◇=;)
実際のスコアと違うぞ!!

まあ大砲を引き立てるためのアニメの演出か(^▽^;)

ハハ・・・どんだけ飛ぶんや汗

推定飛距離からすると500mは飛んでる(^o^;)


実際はこの時ナゴヤ球場の横走ってる新幹線の中で
9回中日4-2でリードしてるスコアボード見て
巨人の選手が「やったー」と小躍りしたという

中日逆転サヨナラ勝ちで、阪神の胴上げは阻止

「これで我々にも優勝のチャンスが舞い込んだ
全力で阪神を倒すぞ!!

意気上がる巨人ナイン

へへっ、見てやがれ阪神め
俺の分身魔球で優勝勝ち取ってやるぜ!

第39話につづく

↑だいぶ前に俺がポッキーで描いた(^▽^;)

さて、この回星野仙一という名前は出たものの
星野自体の姿は出てこない
後に、負けるためのピッチングしてたって
自分でも誇らしげに語ってたけど
それ完全に八百長じゃん( ̄_ ̄ i)
阪神が気負って逆に打てなくて中日勝ったから
いいようなものの、ホントに負けてたら
問題になったんじゃないか

あと松井がメジャーに移籍した時も
「他所から選手獲りまくってた巨人もこれで
思い知っただろう」

と言いながら、伊良部や金本獲ってたしね( ̄ー ̄;

星野自体は別に嫌いじゃないんだけど、たまーに
ムカつくような事言うんだこの人(苦笑)

まあ北京五輪で「金以外はいらん」と豪語して
見事日本代表をメダルなしに導いた迷将だからね


堀内監督解任の時には巨人のフロントがガチで
星野を監督にしようとして、星野は即拒否かと思ったら
意外に乗り気だったのもなんだかなぁと思った(^_^;)