昔ながらの雑貨屋さんが閉店 | 定年退職後の人生をどう生きるか

定年退職後の人生をどう生きるか

60歳で定年を迎え、その後の20年をどう生きるか?
一度の人生、夢があるならやらずに後悔するより、やってみましょうよ

電話 土曜日、雑貨屋のおばあちゃんから電話が来ました。
我が家の家電を知っているのは家族以外はほんの数人なので、すぐに雑貨屋のおばあちゃんだと分かりました。
内容は「私ももう84歳だからね、店を閉めることにしたのよ。」とのお知らせの電話でした。
今でこそ雑貨屋さんと言えば、こじゃれたセレクトショップを指しますが、おばあちゃんの雑貨屋さんは、鍋や包丁等の台所用品、釘やのこぎりペンキ等の大工道具、鍬や鎌などの農業用品等を扱う、今でいうホームセンターのようなお店です。昭和の懐かしい弁当箱やホーローの鍋などが今も現役に並んでいました。
私たちは時々足を運んではおばあちゃんとの会話を楽しみ、人生経験を積んだ方ならではの貴重なお話に感心しては帰ってきておりました。元気の秘訣は「こうして現役で店に毎日出ている事」とおっしゃっていただけに、引退してホームへ入居されるとの決断に驚きました。

昨日はそんなおばあちゃんのお顔を見るために出かけました。在庫処分の半額セールと銘打ったおかげで、だいぶ品物が減っておりましたが、こんな物を持ち帰りました。

 

夏にはスイカやメロンが欠かせない我が家に必須の先割れのスプーンや、最近見かけなくなったイチゴのスプーン、孫用のフォーク、カニ用のフォーク、アイスピック、缶切り等などです。

  

鉄製のさびた滑車や、酒の燗をする「アルミ酒タンポ」と言うものなどは、なんとなく古めかしさが好きで買いました。使い方はこれから考えましょう。

高齢化率ナンバーワンの秋田県。現役だったおじいちゃんおばあちゃん達が、こうしてリタイヤして行くのを目の当たりにするのは、とても寂しくなんとも残念です。

ご商売で培われた人付き合いの広さと、持ち前の明るくさっぱりとしたお人柄で、きっとホームの人気者になられるかもしれません。これからも時々訪ねてみようかと思っています。椿

かまくら 昨日までは雪かきの必要がなかったアプローチも、夕べ一晩で10センチの積雪。今日はスノーダンプが久しぶりに活躍しました。

 
 

庭の畑は運んだ雪で埋もれています。これでも例年の十分の一です。

 

雪かきが出来る程に風邪も回復しましたよ。ご心配おかけしました。