以前、家に余っていた衣装ケースを使って雨水タンクを自作した。
今回はその後ということで、使ってみた感想や改良した所を紹介したい。
まず、初めにこの雨水タンク満タンで120L入るが、120Lを使い切るのは難しい。
特に雨の多い梅雨時期は植物やメダカ池に水を供給することもないため、
この量をどう使うかが問題だ。
今回はFRP池を設置するために掘った土砂から砂利をふるいにかけて分けておいたので、その砂利を洗うために水を使ったが、それでも120Lの半分も使わなかった。
洗った砂利はコンクリを練る時などに使うつもりだ。
雨樋からタンクに入る部分にはフィルターの代わりとして100均の水切りかごを付けたが、開けてみると羽蟻が何匹も入っていた。意外とすぐ汚れるようだ。
改良点としては上段のタンクについている10メートルのホースを引っ掛けるフックを取り付けた。これでいちいちホースを衣装ケースの上に置かなくても済む。
扉も付けたので、横からの雨が中に入ることもないだろう。
使ってみて感じたことは、下段から取水するにはジョウロやバケツにくまないといけないので、思ったより使い勝手が悪い。
今の上段の高さに衣装ケースを横に2個バイパスして設置する方式にして、ホースを使って雨水120Lすべて取水できるようにすればもっと利用価値があっただろう。
今回かかった費用だが、扉の板はありものなので、フック、蝶番、鍵を購入して600円くらいだった。