如何なる日の本に -2ページ目

安倍晋三よ貴方は悪くない

「終わりよければ全て良し」という言葉がある。

これは逆もまた真なりで「終わり悪しければ全て悪し」ともいえる。

なに、安倍前総理のことである。

しかし、終わりが良ければ全て良く見えるのと同じように、

終わりが悪ければ全て悪いように見えるだけで、本質的にその通りである道理は無い。

彼は在任中それなりによくやった。


・北朝鮮経済制裁
・朝鮮総連圧力
・防衛省昇格                     
・サウジ等中東関係強化犯罪収益移転防止法(マネーロンダリング) 
・教育基本法改正
・教員免許更新制度      
・少年法改正厳罰化

 等々

とりわけ防衛庁の省昇格と教育基本法改正はそれだけでも十分に評価されるべき業績である。

閣僚の不祥事が続いたが本来彼の責任ではない。

参院選で負けた要因も年金問題であるとするならば大悪は社会保険庁で、その労組とつるんでいる民主党こそ批判されるべきであろう。

だが、批判の矛先は首相に向けられた。つくづく運の悪い人だ。

対応が悪かったという謗りはまぬかれないだろうが、それでも私は安倍晋三が悪かったとは思わない。

本当に悪かったのはやめ方で、それを以ってすべてが悪と判断されてしまった。

譬えるなら十のうち一つか二つ悪かったようなものだ。


反日マスコミは始終安倍辞めろと云っていたのだから素直に喜べばいいものを。

顰め面をしていて腹の中では大笑いしているに違いない。

国民はいい加減にマスコミに踊らされていることに気づくがいい。

いま、マスコミ以上に大笑いしている者がいる。

私には金正日の高笑いが聴こえる。

明日から福田康夫のお手並みをとくと拝見したいものだ。


今日、会見を開いた安倍前総理は今にも死にそうな顔をしていた。

まったく見ていてこちらの心が痛んだ。

誰も彼を労わってやる人はいないから、せめて同姓の私くらいは労わってあげたい。

本当にお疲れ様でした。

きっと、日本はまたどうしようもないことになりますから、再び時代が貴方を必要とする日が来るでしょう。

その時までどうか気をしっかりもって頑張ってください。

北村弁護士の麻生太郎応援演説

「行列のできる法律相談所」でお馴染みの北村晴男弁護士が麻生太郎の応援演説を行ったという。

書き起こしされた全文を読んで私はこれこそ人間の言葉だと思った。

福田康夫の言葉は人間の言葉ではない。機械の言葉である。

一方、麻生太郎や北村弁護士の言葉は人間の言葉である。

巧言令色鮮し仁という言葉があるように演説ばかり上手くて中身がないのも困ったものだが、麻生太郎はその例ではない。

マスコミに踊らされてか、自民党内だけでなく輿論も福田支持が過半である。

よくも、あの人の血が通っていないような、支那に媚びるしか脳の無い福田を支持する気になるなと怪しんでいる。

が、それもそのはず、我が国の国民とはその程度である。

政治家を見ればその国の程度がわかる。

安倍を叩くのはいいが、では、自らの国の代表にその程度の人間しか送り込めてない事実を恥ぢよ。

そんな我が国の現状をみて日々嘆いていたが北村弁護士の演説を聞いて少しは溜飲が下がった。

以下、全文掲載する。


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(平成十九年九月二十二日(土) 於:新宿アルタ前)


わたくしは、自民党員でもなければ、政治家でもありません。
だから、この自民党がどうなろうが私は関係ない。
しかしながら、麻生太郎が大好きで、日本の国が大好きです。

今、この自民党の総裁というのは、
イコール日本の首相です。
だから、この総裁選は捨ておけない!
捨てておけません。

私から見ると、部外者の私から見ると
この、長老の、あらゆる派閥の領袖といわれる人達が
この麻生太郎に抱いてる感情が手に取るように分かる。
「あの少数派閥の麻生めが」
「あの麻生が、なぜ国民に人気が有るんだ」
「何故なんだ、あんな奴に首相になって欲しくない」という
ジェラシーですよ、これは。明らかに。

なぜか分かりますか?
麻生太郎の話を少しでも聞いた事のある人、
例えば10分以上聞いた事のある人は
あの、具体的で、説得力があって、熱意があって、
この人には力があると、みんな思うんだよ。

ところがどうだ?
今の派閥の領袖といわれる人達、
あの人達の話を聞いて、そう思えますか?
全く僕には思えない。

だから、今回のもし総裁選で、
この派閥の領袖といわれる人達の、この、推す候補が、
そのままエスカレータ式に首相、総裁になって
そのまま首相になるようであれば、
私は今後、自民党の批判を続けるつもりだ。
自民党はもう無くなった方がいい!
そんな、そんなやり方で首相が決まって、
長老達のジェラシーで、首相が決まる様な国であれば、
これは、あの民主党、

私から見て、この民主党の政策というのは、
私から見ればですよ?
素人の私から見れば、
この自民党政権がかつて犯した過ちをそのままやろうとしている。
例えば農業政策。最も悪政と言われた、農家にお金をばら撒く様な政策を
これからやろうとしている。
いいですか?
日本が国際貢献をしようとしている、このインド洋上の給油、についても
これを国益、日本の国益を考えずに中断しようとしている。
そんな汚い政党でも、

いいですか?
そんな汚い民主党でも、
今、この自民党総裁選で、麻生太郎が簡単に負けるようであれば、
まだあっちの方がいいかもしれないと俺は思っている!

どういう事か分かりますか?
どういう事か分かりますか?
いいですか?
人間の言葉が説得力があるというのはどういう事なんですか?
政治の問題は難しい。
だけど、その難しい事を分かり易く、
具体的に話せる人間というのはどういう人間なんだ?
その、政治の本質を分かっているから、
分かり易く我々に話す事が出来るんですよ。

いいですか?
政治の話が分かり易くできない人間というのは二通り有るんだ。
ひとつは、本音を語ろうとしない人間。
もうひとつは、頭の悪い人間なんだよ。
このふたつしかないんだ。
そこが、麻生太郎と全く違う所なんだ。

もうひとつ言わせて貰います。
「私は」
例えばですよ、
「私はお膳立てが全部揃わなければ出ません」と
「私はお膳立てが全部揃わなければ出ません」と
こういう風に言う候補が居たとすれば、
これは、弁護士の目から見ると、非常にプライドの高い男だ。
これはどういう事になるか?
いいっすか?
この人にもし日本の未来を託した場合、
ある局面では、国益よりも、国民の生活よりも、
自分のプライドを優先するだろう。
そういうもんなんだよ!
いいですか?
それは分かるだろう!
私には分かる。

いいですか?
日本の国益を担って、
首相として歩む為には、
強さが必要なんだよ、人間としての強さが。
その為には
「自分こそ総理にふさわしいんだ」と
「自分こそ総理にふさわしいんだ」と
皆が思って、自分も思って
それで、敢然と立ち向かっていく
そういう人間でなければ駄目なんだよ!
それが分かるか!

僕は、今回の総裁選を見てて、
マスコミも分かってないし、
一般の人ももしかして分かってないんじゃないかと思ったの!
だからここに来たんですよ。
でも、先程、ネットの情報を聞いてみると、
実は国民は分かってるらしい!

こないだ、テレビの、テレビのね、ある番組で、
まー、政治評論家と称する人はこう言いました。
「秋葉原で、秋葉原では、だいぶ麻生さんの人気が高い様ですねえ。
だけど、彼らには投票権は無いからなあ」
こういう皮肉を言っている政治評論家がテレビで喋っとった。
こいつは頭が悪いです!
なんで頭が悪いか?

いいですか?
今、この情報化社会においては、
投票権が無くとも、自民党の総裁選にはこれだけ注目が集まってる。
そして、国会議員が投票する時に
国民の声を全く無視する訳にはいかない。
だから、国民の声を無視する訳にいかないから、
じゃあ、何が起こったんだ!

麻生謀略説。
「麻生が安倍の足を引っ張ったんだ」
こういう謀略説を流したでしょう、最初に!
あれはまさに国民の声を無視できないから世論操作しようとしたんだよ!
それが分かりますか?
こんな短い期間で、あの麻生謀略説をひっくり返すのは大変な事だ。
ましてや麻生太郎本人は非常に品のいい男だ。
だから、自分でそうじゃないんだなんて事は言わない。
だから品の悪い私が言ってるんだよ!
分かるかね?

いいですか、僕はね。
この総裁選で、もう一度言いますよ、
この総裁選で、麻生太郎が簡単に負けるようであれば
明日から自民党の悪口を言い続けるんだ!
そんな国会議員はみんな辞めちまえ!

マスコミの人間は、
如何に麻生太郎が力があっても、説得力があっても、
一切報道しない様に、しない様に、しない様にしてるよ。
これは本当の事だ。
マスコミを信用してはいかん!
マスコミに出てくる弁護士が優秀だと思ったら大間違いだ!
中には優秀な奴もおるけど。

いいですか?
そこでね、私は皆さんにお願いしたい。
馬鹿な国会議員でも、ど阿呆な国会議員でも、
麻生太郎が、麻生太郎が首相にならなければ、
国民から目を背けられてしまう、
そう思わせて欲しい。

最後に一点だけ、もう一点だけ、ごめんなさい。
麻生太郎は失言しすぎと言われている、
早く辞めろと言われている。
麻生太郎は失言しすぎと言われているがね、
ここを良く考えてもらいたい。
官僚答弁ばっかりする政治家の話は面白いか!
皆の事を考えて、我々の事を考えて、分かるように話をする
その麻生太郎が俺は大好きなんだ!

今日仙台で、仙台で、麻生太郎ファンが掲げた、この、紙、紙にね。
こう書いてあったそうです。
「四の五の言わずに総理にさせろ!」
それが私の考えだ。
以上!
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☆北村弁護士の応援演説の動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1117155   

http://www.youtube.com/watch?v=uGWEv5nOEq4

☆北村弁護士がマスコミ批判した理由を分かりやすく説明している番組(ch桜)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1114451  http://www.youtube.com/watch?v=RvS8qDvxZMw

☆麻生太郎総裁選ビデオ(本日16時・新宿東口にて)
動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm1116020   http://www.vsocial.com/video/?d=110207
画像:http://a.pic.to/mwt3g?r=1  http://d.hatena.ne.jp/salver/20070922  
http://www.jun.or.jp/diary/2007-09.htm (たくさん人がいるのが分かります)

・同じく新宿アルタでの中川昭一演説全文  http://www.nakagawa-shoichi.jp/speech/detail/20070922_234.html

中川昭一代議士、新宿アルタで麻生太郎氏の応援演説を行う(20070922)
http://www.vsocial.com/video/?d=110220   http://www.nicovideo.jp/watch/sm1117013

慰安婦の強制連行という神話

暫らくお休みをしておりました。

いない読者に謝ります。

久々の更新。


戦時中、神国日本の神話を嘘だというと非国民扱いされた。

皇国史観に基づいた歴史は嘘だらけなのにそれに疑問を呈すると周囲から村八分にされた。

いま、日本軍による従軍慰安婦の強制連行があったという神話に疑問を呈すると村八分にされるどころか人扱いされない。

何度も言う。日本軍による慰安婦の強制連行はなかった。

支那人や朝鮮人の女衒(女を遊女屋などに売ることを業とする者)が女郎屋に売り飛ばす為に強制連行することがあっても日本軍人が強制連行することはなかった。

娘が女郎屋に売られるのはその家庭の問題でどうして日本軍に責任があろう。

日本軍が関与したのは慰安所の衛生管理などである。

慰安所を持ったこと自体が悪であるというのなら、今の日本も悪だろう。

いや日本だけに限らない、女郎屋を持つ国が悪と言うなら世界中悪である。


ふつう、軍隊が他国に侵入するとそこでは掠奪・暴行・強姦が起きる。

大東亜戦末期、満洲に侵入したソ連軍から日本人婦女が凌辱されたが、このことは忘れられている。

韓国軍がヴィエトナム戦争時、現地の婦女を強姦し、戦後、大勢の混血児を残したことはマスコミが報じないのでみんな知らない。

歴史は遡るが、嘗てのインカ帝国もスペイン人の侵掠によって多くは虐殺され、女子は慰み物にされた。

ペルー国民の八割がそのとき出来た混血児だという。

西欧列強に植民地にされた東南アジアでもほぼ同様のことが起こっている。

日本軍は支那に朝鮮に大勢の混血児を残したのか。

歴史に詳しい方、どうか御教示くだされ。


マスコミ各社は日本軍による従軍慰安婦の強制連行を歴史的事実という前提で政府を批判している。

まず前提が間違っているのだから批判にあたらないのに嘘を事実と信じているので聞く耳を持たない。

マスコミが政府批判をするのは勝手だが、事実を捻じ曲げるのは承服できない。

あるある大事典なる番組のデータ捏造にはあれほど躍起になったマスコミが慰安婦の強制連行という歴史の捏造を無視するのは不思議である。

無視するどころか捏造に荷担している。

このことから、マスコミが本気で捏造を憎んでいない事がわかる。


マスコミが本当のことを言わないので国民も本当のことを知らない。

国会議員ですら嘘を本当と信じているので他は察して知るべしだろう。

「慰安婦問題をめぐる対日非難決議案」を提出した米国下院の尻馬に乗って首相を批判する議員があった。

普段、アメリカ嫌いの者も自分の都合のいい時はアメリカと仲良しになる。

日本は米国の植民地とはよく云ったものである。


このブログでは何度も指摘していることだが、この国は戦前も戦後もあまり変わっていない。

「神話は神話であって事実ではない」

たったこれだけのことを公の場で口に出して言えないのである。

戦前の皇国史観の歴史が嘘だらけなら、戦後の左翼史観の歴史も嘘だらけである。

嘘はつき通すと事実になる。

「日本軍による慰安婦の強制連行」という嘘も今ではどうやら事実になっているようである。