あなたは食器のプロがどういうところで新商品をみつけているのかご存じですか?
また、どんな視点で取り扱いする食器を決めるのに興味はありますか?
「はいあります!」というあなたはこの後を是非お読みくださいね。
新商品の探し方について書いていきますよ。
プロだからこそ、バイヤーだからこそできる
新しいうつわとの出会いは基本的に3ヶ所なんです。
1.陶磁器産地の窯元・メーカーさんが行う産地での見本市
2.主に陶磁器産地の問屋さんが集まる産地に近い都市での見本市
3.ギフトショー・ライフスタイルショー・**EXPOなどの大型都市での見本市
それではこの3つについてそれぞれお話していきますね。
1.陶磁器産地の窯元・メーカーさんが行う産地での見本市
こちらは招待者のみ
しかも産地の近隣の商社のみが招かれる見本市です
新春早々 1/10前には行われています
うつわやさんの場合
美濃焼産地、岐阜県土岐市にある会社なので
土岐市、瑞浪市、多治見市の3市の見本市より招待状が届きます
(あ、愛知県瀬戸市からも届きます、実は瀬戸までも遠くないんです)
撮影は許可がでない限りできないですので会場の看板画像だけ・・
ここでは完全商品化された食器の他に
「参考出品」として、バイヤー、商社の意見をきいて商品化するか否かを
これから決めていく商品なんかもあったりします
地元の方が大半なので
新春の挨拶の場ともなっています
朝ドラ「半分、青い」のドラマ中のあのことばが
ごく普通に(笑)とびかってる現場となっております
昔は「見せ方」なんてどうでもよくて
机にたらたらーっと並んでた窯元、メーカーさんがほとんど・・
でも、今は違いますよ
ディスプレイにもこだわったり、什器をもちこんだりする窯元、メーカーさんも増えました。
私の動きとしては
・新商品のチェック
・仮注文を入れていったり
また
・特注商品のベースとなるようなアイテム探しとなります
まず、ここがガチな商談の場ひとつめとなります。
ついで
2.主に陶磁器産地の問屋さんが集まる産地に近い都市での見本市
こちらは1/15~20にかけて行われることが多いです。
私のエリアでは名古屋テーブルトップショーという見本市が2日間
名古屋市内にて行われています
ここでは1.の窯元・メーカーさんから仕入れた商社さんが出店者となり
主に小売店のバイヤーさんを招待しておこなう場となっております。
こちらもクローズドなので撮影は不可・・
2019年の様子
もうこの場になるといかに買っていただけるかということに
まとが絞られていますので
・アピールポイント
・使い方
・販売方法の提案
などまできっちり展示されてたりします
ここでは商社、企画した会社と、バイヤーや
小売店の商談がメインとなります
私の動きとしては
・陶磁器関係の出店者さんとネット(うつわやさん)で取り扱う商品の詰め
・箸/カトラリーなどのメーカー/商社さんたちの新商品のチェック、カタログいただく
・全体のはやりの傾向
をみています
そして最後に
3.ギフトショー・ライフスタイルショー・**EXPOなどの大型都市での見本市
この中でも東京で2月初旬に行われるのが「ギフトショー」
ありとあらゆる、ギフト向け商品が東京ビッグサイト全館!に並ぶという
日本最大規模の見本市です
ここではメーカー/商社入り乱れて、さらに会社の規模もうち程度のところから
一部上場企業まで入り乱れていて、もうホントにすごい状態です
(半日みてまわるだけでも10000歩はゆうにオーバーします)
こちらも基本招待制ですが
名刺を持参して商売をされていらっしゃる方であれば
入場可能です
前もって申し込みもできます
私も物販ではないお友達とであうことも多い見本市となっています
こちらも内部撮影不可なので・・すみません。
私の動きとしては
・陶磁器中心じゃない出店者さんのブースで扱っている食器
・箸/カトラリーなどの新しい取引先探し
・新技術や雑貨全体の傾向
をしています
中でも、子ども食器は企画と販売を一貫してる会社のブースが多いのでかなりていねいにみます。
「うつわセミナー」のねた?はこちらで話した内容がおおきなヒントになってますね。
一番「つかう人」に近い位置付け展示会なので・・
こんな3ヶ所で私は食器を中心にみて、購入してます。
次回は
あなたも入れる!新しい食器との出会いの場についてお話しますね。