アドラー心理学との出逢いが人生を変えた。 

「人はいつからでも変わることができる」

アルフレッド・アドラー先生はそう言いました。

 

この言葉にどれほど勇気づけられたでしょうか。

アドラー心理学に出会う前の私なら…

・人は変わらない。

・どうせ自分にはムリ。

・こうなったのは親のせい。

と原因を追究し、他者を責めて同じ問題から抜け出せずにいたと思います。

 

アドラー先生は…

・過去の原因を追究するより、未来に向かいどうすればよいかを考えよう。

・相手と過去は変えられなくても、自分と未来は変えられる。

・何をもって生まれたかではなく、持っているものをどう使っているかだ。

と言われました。

 

人生は誰と出会うかで決まると聞いたことがありますが、まさにアルフレッド・アドラー先生の考えに出会えて事が私の人生の転機になったことは間違いありません。

 

 

先生、僕も変われますか? 

ある講演会の後に一人の高校生が質問に来てくれました。

「先生、僕は今不登校をしているのですが、どうすればよいですか?僕も変わることができますか?」と訊かれました。

私は、「変われますよ」と答えました。

 

彼は「変わりたい」と言うので、アドラー心理学を学ぶ大人の塾「志塾」への入塾を勧めました。

志塾は、月1回9:30-17:30迄、アドラー心理学の理論と実践を通じて仲間と一緒に人生の課題を乗り越えるための実践型問題解決の学び場です。

※現在は、8月よりスタートの栃木志塾24期説明会実施中です。希望の方は、下記チラシよりお申込み下さい。

 

彼は、ここでの学びを実戦に移して、不登校から一転して下級生と2年生からやり直し、3年生の時には生徒会長に立候補して、見事に卒業までやり抜きました。

そして、大学は久留米大学に進学して心理学を学び、今年就職をしました。

彼から、直接、就職が決まりましたとの嬉しい報告があり、私の息子の事のように安堵と喜びが湧いてきました。

 

 

 

不登校は成長のチャンス! 

「子どもには学校に行かない権利がある」という言葉を耳にすることがあります。

そもそも、義務教育とは親が子供に教育を受けさせる義務を指すのであり、子どもは教育を受ける権利があるのです。

行く、行かないは目先の事です。

 

まず、親はどんな大人に育てるために育児をしているのでしょうか?

ただ子どもを生み、世話をして、可愛がるだけでは刹那的な育児になり、ブレまくる可能性があります。

目的がないところに、教育は成り立ちません。

 

私たちは「共同体感覚」を育てることを目的としています。

学校に行き知的能力や身体的能力を育てるのは、社会や他者の役に立てるために必要な能力だからです。

他者の役に立つ人間に育てることが幸せになる道なのです。

 

単なる頭が良い、運動がすごいだけで他者の役に立てないなら、自己満足で終わります。

学校とは、能力を育てる為に行く場所なのです。そして、その能力を他者の幸せに貢献できる人間に育てるが学校に行く目的です。

 

学校に行かない選択をするなら、それを親が変われにやればいいだけのことです。

学校に行かないで、家でYouTube見放題、ゲームで遊んでいるだけの子にしてしまう事が問題なのです。

親に確固たる信念や子育ての目標がないから、どうしたらよいかわからなくなるのです。

 

学校で起こる問題は、まだ比較的に簡単な課題です。

無料、もしくはお金を払って学ばせてもらう場所ですので、自由が利きわがままも言いやすいですが、会社〈社会〉に行ったらそれは通用しません。払う側からもらう側になると「責任」が生じます。

 

権利には、責任が伴うのです。

フリースクールや通信制に行くからいいのではありません。

好きなことをやらせているからいいわけでもありません。

学生でできないのに社会に出てできるようになるのでしょうか?

教育とは、小さい頃からの積み重ねです。

 

それをわかった上で、親が責任もって子どもの教育をする必要があると思います。

子どもは、いずれ親の元を離れて他人にお世話になるのです。

社会に出るのがゴールならば、ゴールから見て今をどうすればよいかを考える必要があると思います。

 

一番ダメなのは「なんとなく」育てることです。

「何とかなる」という無目的な子育てほど、いい加減で危ないことはありません。

まずは、どんな子どもに育てたいのか?を明確にしたいものです。

 

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【不登校をお持ちの保護者の皆さんへ】

私たち、iLy GROUPではインターナショナル幼児園を経営していますが、不登校児のインターンを兼ねて受け入れを検討しています。時間は月~金の9:00-15:00迄で、1時間が国語〈詩の朗誦や素読中心〉5時間が外国人と英語で過ごします。又、幼児のケアや世話をすることで協力する姿勢や世話をすることで貢献心や自信を育てます。代表がアドラー心理学カウンセラーの為、定期的に人間関係や心理学の勉強もできます。希望の方は、下記ホームページより問い合わせをお願いします。

説明会を実施します。