自分の運命はどうしたら知れる?
「自分の運命はどうなるのか?」と知りたい人は多いように思います。
自分の運命は?自分の運勢はどうなっている?と自分や未来を知りたいと占いに頼る人もいます。
自慢ではありませんが、私は占いというものを信じていません。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」だからです。
この意味は「占いは当たることもあれば外れることもあるので、気にする必要はない」という意味のことわざです。
私が出会ってきた人の中で、占いを信じて頼る人は「依存的で自信がない人」のように思います。
私は、運命とは「自分が創るもの」だと思っています。
人間として生まれたのは宿命ですが、その自分をどう生きるのかは自分自身が決めていると思っているからです。
もし、自分に不運な出来事が起こっても、それを忌み嫌ったり、否定したりせずに、ありのままを受け入れることが大切だと思っています。天が与えた試練をチャンスだと捉えて、自分の過ちや間違いを正してくれていると素直な心で受け止めれば、そこから成長が始まるのだと思います。
一方、「私は悪くない」「私は正しい」「何で私ばかり」と自分の我を通している人は、不満や不運を嘆きネガティヴになるという結果がついてくるでしょう。
そんな「わがままで、自己中心、偏った考え方」を知って変えられるチャンスなのです。
運命は自ら招き、境遇は自ら創っているのではないでしょうか。
アドラー心理学をやっていてよかった!
昔は、心配性で不安で神経質な自分がいました。
天から私に対する「人生の課題」が降ってくると…
・私にはできるかなぁ…
・私はついていない…
・何でこんな目に合うのか…
と思い、ネガティヴ感情にさいなまれていました。
結果、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になり、人生が暗くなり、楽しく思えない時期もありました。
しかし、アドラー心理学と出会い徐々にその考えが変わってきたのです。
・出るかどうかはやってみなければわからない。結果はどうあれ、全力で立ち向かおう。
・この試練は、天が私を成長させようと与えているに違いない。感謝しよう。
・私に苦難が来るのは自分の偏った考え方やわがままがあるからだ。変えていこう。
という様に、捉え方が変わっていきました。
現象を恨むのではなく、現象に感謝する。
試練を嫌うのではなくて感謝する。
成長に痛みや不安はつきものだから、今の自分を信じてできることに全力で取り組めばいい…。
とことんやってみてできなければ、誰かに助けを求めたり、知恵を絞ったりすればいい…。
死ぬこと以外はかすり傷。そこから学ぶことができる!という風に考えが変わりました。
そしたら、不思議なものです。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍になることはなくなったのです。
生きるのが楽になりました。試練を受けいれるようになりました。いや楽しめるようになったと言っても過言ではありません。
私を暗闇から救ってくれたアドラー心理学を多くの方々に知ってほしいと思います。
アドラー心理学で人生は変わるのだと実体験しています。
私が経営するインターナショナル幼児園では、アドラー心理学を軸に職員や保護者が学び、子ども達を育てています。
良かったら、うちの園を見に来てください。多くの人たちが驚きます。
最後に、うちの会社の社名にした「打つ手は無限」の詩を紹介します。
「打つ手は無限」*滝口長太郎作
すばらしい名画よりも、
とてもすてきな宝石よりも、
もっともっと大切なものを私は持っている。
どんな時でも、どんな苦しい場合でも、愚痴を言わない。
参ったと泣き言を言わない。
何か方法はないだろうか、何か方法はあるはずだ。
周囲を見回してみよう。いろんな角度から眺めてみよう。
人の知恵も借りてみよう。必ず何とかなるものである。
何故なら打つ手は常に無限であるからだ。