自分の人生を決めているのは自分自身だ!
「私は悪くない…。仕方がないじゃないか…。」
そう言い訳をして物事を途中であきらめてしまう人がいる。
生きていれば、晴天の日もあれば雨の日もある。台風や暴風雨、大寒波や酷暑の日もあるだろう。
私たちは、毎日が晴天であってほしいと言う。
雨は濡れるからイヤだ、ジメジメして洗濯物が乾かないからイヤだと言う。
でも、晴れの日ばかりで雨が降らなければ、水が干上がってしまう。作物も枯れてしまう。
そんなことが起これば「雨よ降れ~!」と自分本位の好き勝手なことを言い始める。
自分が不快を感じれば不満に思い、快を感じればこれでいいんだと調子よくなる。
そして、環境に適応できない、自己中心の自分が出来上がる。
「艱難汝を玉にする」ということわざがある。
好きなこと、気分の良いこと、楽なことばかりを選んで生きていれば、年を取るにしたがって生きづらい人生、苦しい人生を生きることになるだろう。困難は自分を磨いてくれる。
子どもの頃は、大人ががなんでもやってくれる。「転ばぬ先の杖」で困難を引き受けてくれてかばってくれるだろう。
「かわいそうだから…」泣けば、あなたの望むものが手に入る場合もある。
しかし、成長するにつれてそれは通用しなくなる。
世の中は、あなた中心に回ってはいない。
その現実に出くわすだろう。
その時に、苦痛や失望、不安や困難を味わうに違いない。
その時が、その時こそがチャンスなんだ!
自分のわがままに気づき、相手の立場に立つ。
周りに生かされていた感謝をして、恩返しをする。
自分の古い殻を脱皮して、新しい自分に生まれ変われるチャンスなんだ。
成長せず、子どもの頃の古い殻を着たまま大人になり苦しむ人とは…
・言い訳をして自己弁護をする。
・ごまかして体裁よくごまかす。
・平気でウソをつき正当化する。
結局は、自分が可愛いと古い殻を破りたがらない。
相手や環境や運命のせいにしない。
自分の人生は自分が責任を持つ。
その覚悟が道を拓くのではないだろうか。
そこから、成長が始まるのではないだろうか…。