上野発 会津若松ゆき特急あいづ号 昭和５３年１０月２日 宇都宮駅 「駅撮り」写真で良く撮れた一枚
東武宇都宮線の沿線にある産婦人科病院で生まれた私。両親の実家がある宇都宮。所謂、里帰り出産されました。父の勤務地は県外で、私の幼少期が始まる。多くの子供たちが経験する通りプラレールで遊び、お絵描きに電車の絵を書いていました。何故、好きなのか？毎年、盆と正月に新幹線で東京を経由して宇都宮へ祖父母を訪ねる帰省と最寄りの私鉄駅が身近だったことが要因かもしれません。
ところが、小学校へ入学した夏に父の勤務地が栃木県内となり住まいが宇都宮となります。すると帰省が無くなり祖父母の家まで自転車で行ける範囲となりました。電車に乗ることが無い。電車を見ることも無い生活が３年以上続き、次第に興味が薄れて野球好きの少年に変わりました。小学３～４年次は地元の学童野球部に入っていました。
そんな頃、「東武特急に乗りたい」と言ったか？覚えていませんが、３～４年振りに電車に乗る日帰り旅行を父が決行。宇都宮⇒小山⇒栃木へ。栃木駅で下車する時に 扉が自動で開かず、手動で開けて降りた記憶が鮮明に残っています。両毛線７０系に乗ったのでしょうか？
栃木から新鹿沼は東武線です。この区間で東武特急に乗れると父は考えたのでしょうか？知識が無い父は当時の東武ロマンスカーは浅草～下今市ノンストップが ほとんどであった時代。新鹿沼に停車する特急はありません。栃木または新栃木から快速６０００系に乗り換えボックスシート座席で「特急みたいだろう」と父が私に言って胡麻化されたことは良く覚えています。特急じゃない・・・・
新鹿沼からバスで宇都宮へ 観光地には寄らない初めての電車に乗ることが目的の日帰り旅行でした。
次に電車へ乗る機会は小学４～５年の春頃だと思います。母が東京日帰り旅行に連れ出してくれました。母の実家は宇都宮駅から２ｋｍ以内の場所でしたので、渋谷の短大まで１年は通学、１年は学生寮にいたらしく東京へ電車日帰りは慣れていたと思います。渋谷ＮＨＫ放送センターと秋葉原の交通博物館の見学でした。往復とも東北線は普通電車利用です。帰路の１６５系。初めて鉄道を被写体にした一枚。
昭和５３年 春頃 宇都宮駅にて
父が海外出張することになりました。
今では考えられませんが、親族が海外に出かけるのは珍しい時代。
出発時、父の見送りに祖父母と共に宇都宮駅へ。父は上野ゆき普通電車で出発しました。
その日、見送り後、宇都宮駅で撮影したと思われる「ひばり号」仙台ゆき
同じ見送り時または出迎え時？不明ですが、宇都宮駅にて到着する上野ゆき４５７系 急行だと思います。
そして父の帰国時。祖父母、母ともども皆で何故か 成田空港まで行くことになりました。
父は貴重な 羽田から出国、成田へ帰国 成田空港開港を跨ぐ出張でした。
宇都宮から普通電車で上野へ。地上ホームで４８５系やまびこ号を撮影。
京成上野からスカイライナー(初代ＡＥ)を利用。
未だ国鉄の特急に乗ったことがない子供時代。
初の有料特急乗車は京成スカイライナーとなりました。(新幹線を除く)
この時は風邪気味で車内の冷房が効きすぎて寒かったのを覚えています。
当時、成田空港ターミナルは出国、入国の利用者しか立ち入りできない状況。
京成駅で連絡バスから下車する父を出迎えています。
今、考えれば貴重なAE初代に乗車。落ち着いたブラウン色の転換クロスシートだったのも なんとなく覚えています。
当時の成田空港駅(現在の東成田)
成田空港ターミナルへ 出迎えに行くことは認められず・・・駅前で連絡バスから到着する父を待ちました。
貴重な当時の連絡バス画像。初代スカイライナーと同じ色合い塗装の京成バスでした。
昭和５３年１０月 ゴーザントー国鉄ダイヤ改正です。
絵入りヘッドマークが入りました。
上野駅入場券で入場挟み入り・・・上野駅で出入りした記憶は無く
どのように入手したのか不明ですが、アルバムに貼り付けています。
宇都宮駅構内、南東方向を望む。未だ宇都宮運転所の広いヤードがあります。奥にはＥＦ５８、６５が留置。運転所の建物が見えます。
絵入りマークの写真を撮るため駅へ入場したようですが、良い写真は無く、最初の絵入り無しマークのボンネット「あいづ」の写真がありました。この頃までは趣味と言える行動ではないが、、、
宇都宮駅の北側、線路際より撮影した４８５系上り特急ひばり号
同じく宇都宮駅の構内北側より撮影したEF５８牽引されている１４系？客車
放課後に列車を見る為だけに線路際へ・・・行動が現れたようです。