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第7回中国地方障害者歯科臨床研究会開催のセミナーを受講しました。

 

会場; 広島大學 廣仁会館

 

講演;「背景疾患を考えて嚥下障害にアプローチしよう。」

 

講師; ささお歯科クリニック 院長 佐々生 康宏先生 

 

日時: 平成28年7月24日

 

 

 

 摂取嚥下障害に対して様々な角度や立場からアプローチされるようになりました。しかし、現場からは「嚥下に取り組んでいるけど思うような効果があがらない」などの声が良く聞こえてきます。効果が上がらない要因は、もしかすると嚥下障害の原因を見誤っているかもしれません。改善する見込みのない症例にアプローチしているかもしれません、摂食嚥下リハビリテーションという言葉に惑わされて「嚥下障害は訓練して治す」というイメージから脱していない状況があります。

 

 例えば「むせる」という症状は同じであっても、その背景は様々です、とおり一辺倒なアプローチではうまく解決に導けないことは多々あります。多くの場合、摂食嚥下の背景には何らかの疾患が隠れています。背景疾患が回復する可能性があり、その疾患が進行性のものならば嚥下障害は回復する見込みが少ないと考えられます。 例えば発症が間もない脳卒中の場合は、嚥下訓練を行ったり姿勢をコントロールしたり食形態を工夫したりすることで改善が認められるかもしれません。一方で、背景がALSなど進行性疾患の場合はいくら嚥下訓練をおこなっても回復することはなく、効果がないどころか患者に対して苦痛や失望感を与えることにもなりかねません。背景疾患の特徴を知り、個々の状況に合わせたアプローチを行うことが大切です。

 

                                                                        

  新出 みどり

 

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